kotoba日記                     小久保圭介

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鈴蘭の花

2020年01月07日 | 生活
くもりのち雨

夕方まで雨は降らず
助かった

雨の中
カッパを着て
帰路をゆく

裏山をのぼっていった時
道に
鈴蘭の花が咲いていた
その香りを
胸の内に入れ
裏山をさらにのぼる

足は前に向いて動くように
できていて
足ある生物はみな
前進するしか他はない

時に後ずさり
それは二年に一度あるかないか
あとは前途がどうであろうと
前に進むようになっている
時計の針と同じように

止まるな
動け




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