kotoba日記                     小久保圭介

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道具を大事にするナマステ先生

2020年12月03日 | 生活
  


昨夜
労働後
とある店に行って
ダウンベストを買いにいった
ところが売っているのは千円高い4000円のもの
3000円のものは通販のみだという
ああ徒労だった
アマゾンで
まったく違うメーカーのものを買う

ナマステ先生が不思議な物をぶら下げているので
「それ何」
と聞くと
もらったお土産だという
タイに行った人からもらったという
ナマステ先生は道具を大事にする
物を大事にする
「まだ使える」
といつも言う
「これ壊れた」
と持っていくと
「壊したのでしょう?」
と怒られる
確かに

ナマステ先生は
お土産のペンダントのようなものを
20年持っているという
凄い
20年
ずっと大事にナマステ先生は
きっと高くはない物を
大事に持っている
さすが素晴らしい

折れたものがある
それを大抵の人は
わたしも含めて
捨てる
ところが
ナマステ先生はビスを外して
きれいに切って
また使えるようにする
そんな景を何度見たことか

日本にまだ物がない時代
わたしとそれほど年齢は変わらないのに
何だろう
道具を大事にすることは
職人肌だ

ナマステ先生は
以前
理髪店で散髪の仕事をしていた
別の代々からあるお店も手伝いながら
今に至る
「ご飯は食べられる時に食べるのが普通」
大きなスーパーというか雑貨というか
そういう代々からの地域に根ざした店を
切り盛りしてしかも
外でこうしてずっと労働している
休むということがほぼない
「人間はほっとくと怠けるようにできている」
と何度か言う
その通り
意識的に頑張らないと
たいていの人間は怠惰になる
ナマステ先生は朝早くから労働場に来て
いろいろすでにやっていて
帰るのもいつも書類やらで遅い
電動自転車で40分かけて
やってくる
こんな人と一緒に労働できる幸せ
要領の良さはわたしの役目
淡々と真面目にやるのはナマステ先生の役目
「休憩しましょう」というのは私の役目
良いバランスだと思う

わたしが冗談で自慢する
「おらは件p家肌なんですわい」
「肌を見ないとわからない」
そんなことばっかり二人で言っている


男と女
女が五目おにぎりを
食いながら
南へ向かった
南には太陽があった
「身長と体重が比例してますね」
と五目おにぎりを食いながら女は言い
男は女の肩に手をまわして
歩いていった




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