kotoba日記                     小久保圭介

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夜を過ぎ朝になったら

2019年09月15日 | 生活詩
夜から朝になって
君は目覚める
朝の光の中を
歩いてゆく

夏の陽ざしはなく
やわらかい陽ざしが
君を包み
木々は葉を茂らせ
歌うだろう
君を迎えるために

空の雲が動いて
君に映画を見せる
鳥は飛んで
セリフを言う
風は君の袖口を揺らし
訴える
会いたかった
って

いつも初めてのことばかりだ
よく見てごらん
昨日との違いを
空の動きを見てごらん
あの雲は君に言う
「やあ、お初だね」

考えるな
憶えるな
思うな
歌えばいい




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