kotoba日記                     小久保圭介

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祝春一番コンサート2019

2019年05月04日 | 生活
2019
5月4日(土)~5月5日(日)を見学鑑賞

  

いとうたかお氏と宮嶋哉行氏

宮嶋氏と演奏が終わってから
会場の外でかなりたくさん話す
彼は現代音楽家
即興バイオリニスト
話は高橋悠治、吉増剛造
という現代音楽と現代詩
大御所の二人の話
「坂本龍一とか大友とか」
「源一郎とか」
高橋悠治や吉増の下なんだよね
もうスケールが違う違う
とやたらと盛り上がる
数年ぶりに話した内容は
あまり変わらないけれど
確認作業のようなもの
いつだったかな
Skypeで話したのは
宮嶋氏の演奏といとうたかお氏の演奏は
個人的んに今回の目玉
最高でした
宮嶋氏の奥さんのみえちゃんとも久しぶりにお会いして
たくさん話せたし
楽しかった
みえちゃん曰く
「凄いねえ、大阪ってアメリカだね! 車椅子の人とかみんなフツーに助けてるしさ、」
と初めての春一に感動していた
みえちゃんはニューヨークにいて宮嶋氏もニューヨークにしばらくいた
今は三重県の自然の中で暮らしている
みえちゃんは優れた写真家で
ご子息は小さい時から知っているけれど
今では青年になって
凄い冒険家、思考の高みが見事に言語化されていて
言葉のセンスが凄く良い
さすがに件p家のご両親を持っただけの素養
としか言いようがない
「どっかのおじさんっていう感じの人がさあーーー、みんなめちゃウマだしさあーーーー、もう凄いよ~」

みえちゃんもご満悦

まあそんな感じで
昔からの付き合いの人たちと
大阪で会うという喜びの時

  


会場
服部緑地公園内にある
野外音楽堂
ステージの真後ろには
音量を監視する人たちがいて
大音量になると
注意勧告がある
greenからorange色のモニターで
音量が掲示される
いつだったか
それを主催の福岡風太氏が完全無視
今は会場側も
かなりおおらかになった

高田渡氏が帰った時から
ほぼ毎年行っているから
もう十四年くらいかな
行く友達も
だんだん増えて

すり鉢状の会場
コンサートは11時開場開演で
まさかの人が
並んでいるうちに演奏していることだってある
恐ろしいコンサート
写真の手前が
写っていないけれど
メインステージ
人々の中央に
やぐらが組んであって
そこがサブステージ
メインステージで
バンドだと
セッティングだけで大変なので
その間
サブステージで
演奏
だからといって
このサブステージで
ハンバートハンバートあたりが
やるんだから
おもしろい
最近
彼らは出ていないけれど

フェスというには
みんな歳を食ったけれど
今年も楽しい

暑いので
日陰に移動しながら
空いた席に適当に座って
鑑賞する
かばんなんて
ほったらかしさ

  


今年も良い天気
青い空
緑地公園だから
緑だらけ
鳥も飛んでゆく


  

大塚まさじ氏とスティルギターは長田タコ和承氏
ステージの前で
座って見る人
立って見る人
酒飲んで踊る人
さまざま
いとうたかお氏と宮嶋哉行氏の時は
真っ先にステージ前に座り
かぶりつき鑑賞しました


  

中学の同級生
もう何年の付き合いだろう
いつも良きアドバイスをいただく
ラッキーパーソン
今はとっても偉いさんのお友達~
写真は彼の撮ったものを拝借しました
ありがとう

  

lastを飾るのは
大阪
木村充揮氏
今まで
木村さんの魅力がわからなかった
何度も見てきたけれど
わからなかった
以前
憂歌団のボーカル
圧涛Iな人気の秘密

それは笑顔と
大阪のブルース
歌詞も平凡であって
言葉の技なんてない
それでも
聞き入ってしまうのは
歌声だ
その歌の声
人の
悲しみ
さみしさ
わびしさ
悔しさ
涙も汗も
全部
声に存在しているのだった
それが今まで
わからなかった

そしてMCは客との鰍ッ合い
大阪ならではの野次
それとの鰍ッ合いは
もう面白い
笑い

つまり
木村さんって
すべての人をつつみ
和らげ
いとおしくして
笑顔なのだ

仏さまみたい

そう思った時
僕は
涙が出てきた
これが
木村充揮(きむらあつき)氏の
存在魅力なのだ
凄いものを見た
ほんと
仏さまだよ~


コメント
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