秋分 次候
蟄虫坏戸 むしかくれてとをふさぐ
寒くなってきたこの時期
虫たちは「でらさむ」「めっちゃさむなってきたやんけ」と言って
ぼちぼち土の中に入って
地中熱で暖をとるという季節でして
「マジ寒いわ」と言いつつ
戸というか蓋というか
うーんまあ土の中に入ってバタンと土だか枯木だかで
部屋のドアを閉める
っていう感じですね
いわゆるインドア派の増加
で
おもしろいのは、啓蟄の初候 蟄虫啓戸 すごもりのむしとをひらく
と対になっていて
バタンとドアをあけて
「もうあったかいけん散歩すっぺ」と言いながら
うろうろ土の地中熱の暖かいこたつみたいな世界から
外に出て
「へへ。空が青いわ」
ってほくそ笑む時期と反対ってことですね
インドア派
と
アウトドア派
またはその両方