kotoba日記                     小久保圭介

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寂しき500円

2011年04月30日 | 生活
涼風。
朝、
カフカ先生と地下鉄でバッタリ。

労働場で、
ハンバートハンバートを、
胸で、鳴らす。

祈りは、数学を吹き飛ばす。
数学が必要な時は、
祈らないこと。

どこぞの人が、
段ボールを運んでいて、
ぽこぽこ落とすので、
「どこまでもってくん?」
って訊いたら、
「そこの八百屋まで」、
とおかん、言う。
「持ったるけん」
言うて、
持つと、
空箱。
軽いのなんの、
しかも、
八百屋はすぐ、20メートルもない。
「ここでええか」
って、訊くと、
「ありがとう」と何度も。
で、
おかん、戻ってきて、
ティッシュにくるんだ硬貨を。
「こんなんもらったら困る」
と言うと、
「こっちが困る」
とおかん言うので、頂く。
あとから見たら、500円玉。
マジかー、かなりうれしい。
でも、どこぞのおかん言った。
「今時、あの八百屋さんとあなたぐらいだ、親切にしてくれるのは」
と。
なんちゅう、寂しいんだ、って、思。
そんなこと言われると、
マジで寂しくなる。
だがしかし、
500円です。やったー。
これは遣わないでおこう、
って思って、
本棚の隙間に、
ティッシュにくるんだまま、
置いておこうと思います。
なんか、
遣っちゃあいけないような気がするんだよ。
コメント
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