kotoba日記                     小久保圭介

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件p三昧

2011年04月02日 | 生活
今日も良い天気です。
だから、
布団を干しました。
それから、
土日エコ切符(全線乗り放題)を買って、
セザンヌ先生のところにゆきました。
震災の話をすると、
「あなたはちょっと過敏かもしれない」
とセザンヌ先生は言いました。
ちょうど、本屋で、買ったばかりの、
アエラの震災特別号を持っていて、
それを見せたら、
セザンヌ先生は、
すぐに読み始めました。
僕は間違えた。
養老孟司と内田樹との対談が掲載されているのを、
買ったつもりだけれど、
この特別号ではなかったのです。
それでも、
養老孟司と内田樹の記事が少しだけあって、
「内田樹は面白いです」
と言うと、
「辺境論を書いた人だ、武闘家で」
とセザンヌ先生は、すぐに言いました。
きっと、辺境論を読んでいるんだろうと思います。
「どうしてこの人は、こんなに急に有名になったんだろう」
とセザンヌ先生。
「さあ、私も判りません」
と、僕も不思議だな、
と思っていることを、
セザンヌ先生は言いました。
それから、アエラで書いている著者の、
誰かについて何かを言い、
僕にはよく判らないけれど、
先生は、
アエラ批判をしました。

それから、
僕が書いた「尾鷲父」が載っている雑誌を、
渡しました。
いつも読んでくれる先生は、
興味深そうに、
ページをめくっていました。

その足で、
友人からもらったチケットを持って、
ゴッホ展へ。
名古屋市美術館の、
常設もそのチケットで見られるので、
行くと、
熊谷守一の絵が、
二枚ありました。
ほっこりしまいた。

一度、家に帰り、
映画「川の底からこんにちは」を、
観ました。
滅茶苦茶、
面白い映画です。
元気が出ます。
少し眠ってから、
ショウガを天日干しにして、
夜になって、
きてみてや、
というお店へ行き、
いとうたかおさんの、
ライブを見ました。
いろんな話が印象に残っているけれど、
「体ひとつが頼りの人たちは」
という歌は、
本当に、
良い歌だと思います。
いとうたかおさんの、
ヒューマニズムが、
濃く現れている曲だと思います。
被災地で物資を運んだり、
多々、活動する、
自衛隊の人、
消防や、ボランティアの人、
その体を動かしている人達の、
テレビ映像を、
この歌を聴きながら、
思い浮かべていました。
宮澤賢治は、いつもインスピレーションを得ると、
持っている手帳に走り書きをして、
「ほほほい!」
とかなんとか、原っぱで、
飛び上がって喜んでいたそうです。
この素敵な歌の、
歓喜が、
賢ちゃんのジャンプする絵を、
僕の脳は描きました。

震災が起きるちょっと前から、
僕はどうしてだか、
宮澤賢治を読んでいました。
そして、
震災を考えたり、
思ったりする時、
宮澤賢治を読むことは、
気が楽になるし、
また東北的なことを、
読むことが、
できるかもしれない、
とも、
思っています。
コメント
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