kotoba日記                     小久保圭介

言葉 音 歌 空 青 道 草 木 花 陽 地 息 天 歩 石 海 風 波 魚 緑 明 声 鳥 光 心 思

綿のもやもや

2009年03月21日 | 生活



    

オジが朝、
「小久保君、見てみろ」
で、見てみると、
オジの手の中には、わた(綿)。
「どーしたんじゃこれ!」
「来い!」
ってんで、走ってゆくと、
初めて見ました、綿の木。
「すんげえ」
ってなもんで、早速、写。
綿の中に、種があって、
それを一日、水につけてから、
植えると綿ができるとオジが言う。
5月頃が良いと言う。

綿を少し拝借して、
オジが糸を作ってみせてくれた。
「こうやって、綿を縒(よ)るんだ。縒るっていうんだ」
とオジ。
「綿っていうと木綿のハンカチーフができるんやな」
「ほうや」
「そいから、あと、布団」
「何でもできる。服も帽子もふんどしも」
「ふんどしか!」
「ほうや!」
「オジ、あれやろ、アメリカで綿の畑があるじゃろ」
「おうよ! ジーンズになるんじゃ!」
「ほうか!」
「おうよ!」
と我々は、綿を縒って、縦糸と横糸を機織り機で合わせて、
布を作る景を想像した。
この白いもやもやが、
糸になり、衣になる。
そして、体を温める。

---
昼休み、「顰蹙文学カフェ」読了。
借りてから、延長をして、やっと一冊読めた。ふう。

夕方、猛烈にダッシュして、
図書館へ。
読めなかった茨木のり子を二冊、高橋源一郎の小説を一冊、再度借り、
高橋悠治著「きっかけの音楽」と車谷長吉の未読「塩壺の匙」を借りる。
それからスーパーで大量の野菜を買い、米を買い、
大変な状態で自転車を漕いで帰った。

今夜から雨だというので、
昨夜、がんばって洗濯をしておいた。めでたい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする