kotoba日記                     小久保圭介

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本物

2008年09月08日 | 生活
茨木のり子の詩集「歳月」は、
真実であるが、それだけじゃない。
心の底から勇気と元気を与えてくれる何か別のものが、ある。
めちゃくちゃかっこいい詩を書く人。
「ものを深く考える人は、鬱に傾いてしまう」
という言葉が詩の中にあった。
その言い方が、とても優しいのだ。

人間が人間に何か言う。
たぶん最上級の言い方ができる人、
それが茨木のり子である。
本物の人間であり、
本物の詩人である。

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空も風も、
すっかり秋のそれ。

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柊と書いて、ひいらぎ、と読む。
植えこみのトキトキの葉をさわって、
「これは何という?」
とオジに訊くと、
「ヒイラギだ」
とオジが答えました。

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朝、
公園脇の道を自転車で行くと、
米粒が何十メートルも、
道にばらまかれていた。
だれかが鳩や烏、雀に、
と思ってのことだろう。
しかし、過分な量である。
帰宅時も、
まだ道の上に白い米粒がたくさん残っていた。
避けて通るけれど、
たぶん自転車のタイヤは踏んでいるはず。

コメント
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