郡保家の一日

極く有りふれた家庭です。その生活の一端を記録していきたいと思います。

犬から

2020年10月24日 | 日記

 TVで犬との信頼を試すゲームをたまたま見た。100g5千円のサイコロステーキを犬が食べるのを3分間待てるかどうかを試す。子どもが愛犬を出場させてステーキのカバーを外し、「待て!」と命令をする。命令は何を言ってもよいし、手で合図を送ってもよい。目で伝え合ってもよい。何匹も出場したが、成功したのは1匹だけだった。子どもがダメだったのでパパならできると言って再挑戦させて貰い、成功した例外もあるがそれは省く。多くの子どもは失敗し、泣いたり、憮然とした表情になったりで、犬も子どもも可哀そうに思えた。成功した子どもも泣いた。うれし涙は甘かっただろうなと思え、犬との信頼関係はより一層深くなったであろう。犬たちも小さな犬、大きな犬、多種多様な犬が挑戦した。ご主人さまの命令には従いたいが、目の前にある美味しいご馳走に目や鼻がいって口が唾液で満ちてくるとどうしようもないことであったのだろう。犬も人間も同じである。意思が堅くてもちょこっとした気の迷いから本来思ってもいない選択肢を取ってしまう。人間は弱い。そこを起点に欲や誘惑に近寄らないことだ。成功した犬がご馳走から徐々に遠ざかったように。

 今日の夕食は、


 ◆和風ロールキャベツ ◆サンマの紫蘇梅ロール・大根田楽 ◆青菜のお浸し ◆ご飯
   ~  ~


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする