僕の前世はたぶんオランダ人。

おもしろきこともなき世をおもしろく

港屋(虎ノ門)

2008年01月17日 | 麺をいただく

港屋(虎ノ門)
肉そばを頂く。

真っ黒な内外装に

クラシックの流れる

やたらとオシャレな立ち食い蕎麦屋。

ん~。

なんというか、ソバじゃない。

単純に表現するとつけ麺を蕎麦でくう感じ。

まず麺の量が尋常でない。

歯ごたえの強い麺が高田馬場べんてんばりにドカ盛り。

で、

その上に牛バラ煮込み、白ゴマ、ネギ、海苔がのる。

この時点で牛バラの味がついてけっこううまいのだが、

これにつけ汁(冷)、生卵がつく。

なお、

つけ汁にはたっぷりのラー油入りでかなり濃い醤油味。

ヘタなラーメン屋のだすそれに近い。

が、

あらかじめ麺に味付けがされているのでこれが不思議とあう。

ただこの汁は濃すぎるように感じたので

汁に付けず食べたがこれで十分うまい。

蕎麦を楽しむ「薫り」「のど越し」は一切無視されており

蕎麦の枠に収まりきらない

なかなか歌舞いた蕎麦屋でした。