旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

ヘラクレスの塔~立ちつづける古代ローマの灯台

2017-04-13 06:46:08 | スペイン

スペインの北西の端、ア・コルーニャのシンボルは古代ローマ時代の灯台。紀元後二世紀に建設された灯台が、現代でも使い続けられている。もちろん世界遺産。「ヘラクレスの塔」と呼ばれる↓

18世紀に改修されたとはいえ、基本構造はそのまま。内部に登る事もできる。 ただし、内部に入れるのは一回に二十人だけ。その分の人が出てくるのを待たなくてはならない。忙しいパッケージ旅行では無理だけれど、少人数で時間に余裕のある《手造の旅》なのだから、登りましょう(^.^)   上からの眺め、価値あります↓

湾をはさんだ対岸からみると、その位置がよくわかる↓

現在の姿は1791年に大規模補修されたあとのもの。 ローマ時代の姿は、下の様だったと想像されている↓

●記録によると・・・ ◎1589年にはまだローマ時代のまま、木製の階段がついていたと、攻めてきたイギリス側の私掠船船長フランシス・ドレイクの記録に書かれている。 この時点で築千五百年。 ◎1684年に内部階段をつける修復が行われた。この時にランタンも新しくされている。 ◎1788年から大がかりな改築がはじまる。石を足して補強し、最上部に21mの最上階を設置。 く

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