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旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

フランクフルト経由ビルバオ到着

2017-04-05 12:39:02 | ドイツ

北スペイン《手造の旅》スタートは、スペイン北東部バスク地方のビルバオへ向かう。
最初は昨年から成田から飛び始めたイベリア航空のマドリッド直行便をつかおうとおもっていた。
しかし、しらべていくうちにJALのフランクフルト便から乗り換えるのがいちばん効率良く、値段もさしてかわらないことが分かった。


ということで、機内食二回目はスープストックとJALとのコラボでこんなスープ↓



フランクフルトのスカイラインが見えてきた↓

降機してターミナル1から2へこんなモノレールで移動→
古い第一ターミナルは歩く距離も長くてややこしいつくりだ

モノレールを降りてすぐに、建物越し・空港敷地内遠くに「ルフテン・ブリュッケ」が見えた。これは、ちょっとストーリーをお伝えしておかなくては。下の写真でどれかそれ分かります?↓

下が拡大したもの↓※これについては→以前書いたブログをお読みください

**
約二時間のフライトでビルバオ空港到着。
この空港ターミナルは二十年ほど前に新しくなった。現代建築家カラトラバの作品で、どこをきりとっても絵になる。ブリッジ降りていくところからこれ↓

椅子や荷物ベルトの周辺も↓
  
順調に・少し早目に到着して、23時前には街の中心部にあるホテルへチェックインした↓
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ポリニャーノ・ア・マーレ到着

2016-04-03 22:59:27 | ドイツ

《手造の旅》南イタリアで最後の滞在都市にポリニャーノ・ア・マーレを入れるのは、海に突き出したその佇まいが独特だから。


上の写真はいつも泊まるホテルの朝食ダイニングのテラスから。
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美しい街なのだが、大型バスが楽に入っていけるとはかぎらない。特に到着した日は日曜日の夕方。交通規制が敷かれている→ドライバーのサルバトーレさん、がんばってくれましたが…ここまで スーツケースをしばしガラガラひっぱって、海岸へ出る。「ボラーレ」の作者であるドメニコ・モドゥーニョの両手を広げた銅像もある→ホテルはそのすぐちかく。荷物をおいてすぐ、夕暮れの旧市街を散歩に出た。

古代ローマ、トラヤヌス帝が敷設した街道が通っていた海岸がすぐちかく。

次の写真は新しく(たぶん19世紀初め?)建設された道路を、それ以前の(中世にはあったと思われる)古い橋から見あげたところ→

旧市街へは、かつてここが唯一の入口だった→
いっきに世界が変わる。それにしても日曜の夜は人出がすごい「何かのお祭りですか?」と地元に住む人に訊ねたが、日曜の夜はこんな感じなのだそうだ。季節も良くなってきたし、夕暮れを歩くのが気持ち良い。

←「いっしょに写真とってぇ~」ここはアジア人観光客はまだまだ少ないので、我々もスマホ写真のターゲットになってしまう。

人は多かったけれど、よい散歩にでした

 

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2015夏 ドイツ、オーストリアの旅写真集

2015-08-10 09:18:17 | ドイツ
オーストリア、ザルツブルグ近郊にひろがるザルツカンマーグートの奥座敷、ハルシュタット。

山奥の小さな村…という雰囲気だったのが、久しぶりに訪れるとびっくりするほど多くのアジアからの観光客。
予想をはるかにうわまわる暑さだった。

今回の旅の写真集⇒こちらからご覧ください
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夏のノイシュバンシュタイン城は大混雑

2015-08-05 00:41:43 | ドイツ
ミュンヘンを出発して約二時間、アルプスが見えてくるとノイシュバンシュタイン城は近い

ドイツでいちばん入場者数の多い観光施設が、ここノイシュバンシュタイン城。
百年前、王様が借金してまで建てた趣味の城は、今やバイエルン州のドル箱となっている。

団体は必ず予約をされているので、この個人客の行列に並ばなくてもよい。
個人用の枠は、午後早い時間には売り切れてしまう事も多い観光シーズンである。

ここの入場システムは、初めて来た人にはすこぶる分かりにくい。
チケット売り場は、城からはるか下の駐車場近くにしかない。城まで行ってしまったら入場券は購入出来ないというのも変なもの。

また、チケットを購入しても、そこから実際の入場口までは歩けば三十分はみておかなくてはならない。
道を知っている我々なら、時間配分も出来るが、初めて来た個人客には難しい。

おまけに最近は、アジア諸国からの観光客が、麓のお土産屋でスーツケースや電化製品まで爆買いしている。

★城を見下ろす場所にあるマリエン橋は、今週から修復にはいった。

それでも、橋から城までの散歩道は歩く価値がある。素晴らしい眺め。

途中から城が高く見えてくる。


今日は10:45の入場予約。
ミュヘンは余裕をもって朝7時に出発したから、少しゆっくり歩いても大丈夫。

***
午後、世界遺産のヴィース教会を見る



****
ザルツブルグには18時半過ぎに到着。
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ミュンヘンからニュルンベルグへ

2014-12-19 11:56:43 | ドイツ
ミュンヘン市庁舎の塔へ登る乗継エレベーターはたいして大きくない。ひとつめの定員が八名、ふたつめが六名の定員日本人は小さいから8人乗りのエレベーターに詰めて詰めて十五人全員が乗れた。と、おもったら地元ドイツ人が急いでとびのってきて、ついに十六人!倍の人数でのりました。
下へ降りたら、待っていたひとがびっくり。どんどん降りてくるので「何人のってたの?」

正午の仕掛け時計はこの手のものとしては動きもあって時間も長い。

見守る公爵夫妻については⇒こちらから書きました。

昼食後、ニュルンベルグへ向かう。その方向に、バイエルンと1860の本拠地スタジアム「アリアンツ・アリーナ」が見えてきたアリアンツはドイツ最大の保険会社。

16時にはニュルンベルグに到着。
ここはバイエルン州とはいっても北部のフランケン地方の中心都市。
1806年まではフランケンという国の首都だったのだが、ナポレオンによってバイエルンに併合されてしまった。
だからなのか、フランケンとバイエルンはあまり仲良くないのだとか。日本でもそういうのありますね(笑)

16時半からクリスマス市へお連れしましょ。
「ドイツ最大の」というだけあります
クリスマス時期、ニュルンベルグの主役はクリスト・キント(幼子キリスト)と呼ばれる、高校生の女の子。
その姿をかたどった巨大な人形が通りに浮かんでいる

マルクト広場までいって解散。夕食には数人て小松の好きなニュルンベルグ名物のこのソーセージをたべに行った。
ブナの小枝で焼く香りの良さ!

「これまで食べたソーセージでいちばんおいしい!」と言ったかたもありました。

マルクト広場の聖母教会に、15世紀末にアダム・クラフトが製作した聖母子の浮彫。
夜のライトアップが殊に美しい
彼の全身自画像がロレンツ教会の聖体顕示台を支えている
また、ゼバルドゥス教会の外壁にある大きなキリスト降下の図の中にも自画像を彫り込んでいる。


ロレンツ教会にあるもっとも印象的な彫刻は、つりさげられた巨大なファイト・シュトース作の受胎告知。
同じく15世紀末から16世紀はじめに活躍した人物。


**
翌日、ニュルンベルグの観光。
旧知のガイドさんと相談して、コースには入っていなかったが、第二次大戦時代の記憶をとどめた場所へご案内した。
ヒトラーはニュルンベルグをゲルマンの街として好み、党大会を何度も開催した。その場所は今でものこされているのだ。
※⇒こちらからご覧ください

もうひとつ。
戦後の「ニュルンベルグ裁判行われたのは、この建物の600号。今も現役の裁判所である建物の別館になっている。


季節の良い時期に、このあたりの歴史をもう少し時間をかけて知ることのできる旅を企画してみたいとおもいます。

***
「皇帝の城」でバスを降り、歩いてデューラーの家まで降りてきたここはデューラーが同じ職人の娘だったアグネスと結婚して住んだ場所。
午後からの自由時間ではじめて中へ入ったが、意外に(失礼)おもしろかった。日本語の音声ガイドもある。奥方のアグネスがデューラーの事を話すという趣向でナレーションされている。

デューラーの作品は一点もないが、一室にそのコピーがあった。これはしかし、ただのコピーではない。1928年に開催されたデューラーの没後四百年を記念して行われた展覧会で、世界中から集まってきた作品をその時に模写したものなのである。つまり、二十世紀にえがかれたものなのだが、描いた人の中にはのちにアメリカのニクソン大統領の肖像画も描くことになった人物もあった。
解説も地元愛にあふれておりました(笑)

※「デューラーの家」博物館で見た絵について、こちらにもう少し書きました。

****
15時になって、聖母教会の前にクリスト・キントが登場ニュルンベルグの高校から推薦を受けてコンペが行われ、二年の任期で選ばれる。
条件は:高所恐怖症でないこと~教会の高いバルコニーから登場しなくてはならないので、ニュルンベルグの歴史についてよく知っていること、三か国語以上話せること。

この時期の郵便局スタンプも特別


長靴型のグリューワインカップにも登場してます







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