ジジババのたわごと

孫たちさらにその孫たち世代の将来が、明るく希望が持てる時代になってほしい。

トルコ女性のファッションが欧米化のカギ

2007年12月20日 | Weblog
トルコは国民の大部分がイスラム教信者ということだが、イスラム圏の中では一番宗教色が薄いという話しである。政府は政教分離を建前としている。
酒類もほとんどのレストランに置いていた。規制されずにどこででも自由に手に入れることが出来る雰囲気がある。

周辺よりひときわ高い塔を備えた立派な円形(一部角型)のモスクの建物が、どこへ行っても目に付く。
その数が多いのには驚きだった。日本に置き換えると、町内の集会所的な規模でそこらじゅうに建てられている。神社とお寺の数を合わせた程度の地区範囲でモスクが建てられている。
そこに礼拝に集まってくる人々を見ると、日常生活に深く根を下ろしていることを改めて感じる。

さすが地方ではスカーフで髪を覆っている女性が多い。目の部分だけを出して黒ずくめの服装もまれに見られたが異様な感じだ。
しかし、イスタンブールで朝通勤する女性を見ると、約半数はスカーフを被っていない。
たぶん女性のファッションは、これから急速に欧米化していくことだろう。10年後は様変わりしているのではないかと想像した。

トルコリラが国の通貨だが、都市部の大きめな商店では、ドルもユーロもだいたい通用するし、観光地では日本人が多いせいか日本円も通用した。
外国企業が進出している様子もはっきり目に見える姿で実感できた。経済発展もおそらく急成長しそうだ。
EUへの加盟が悲願なのだろうが、やはりネックはイスラム教ということなのだろう。


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