ジジババのたわごと

孫たちさらにその孫たち世代の将来が、明るく希望が持てる時代になってほしい。

おしゃれでリハビリの効果

2008年05月31日 | Weblog
いま「装い支援」が注目されているという。
障害がある人や高齢者でも、おしゃれをしたいという欲求はみな同じ。障害の有無にかかわらずファッションは大事だと思う。

おしゃれしたい気持ちから前向きな気持ちになり、 外に出てショッピングを楽しみたくて、リハビリへの意欲が増してくるなどいいことだらけだろう。
今までは身体の機能回復にばかり気をとられていたが、いろんなケースにあわせたおしゃれの仕方がもっと広まればいい。

福祉用品も最近ではずいぶん人の目を気にするようになっただろうが、ファッション性ではまだまだその域を脱していないというのが現状だろう。
たとえば脱ぎ着が簡単なマジックテープ付き下着ひとつとっても、機能的には良くても白しかなく、ファッション的には色や柄が選べないのだ。

ババの父親も年令と共に長距離が歩けなくなり、車椅子で移動せざるえなかった時があった。
元気な頃から父はベレー帽を好んでかぶったが、車椅子でも帽子を離さなかった。
車椅子で連れ出したときのこと。「その帽子父さんに似合うよ」と褒めると、急に胸を張って「そう言ってくれたらなぁ・・・」との答えが返ってきて皆で大笑いした思い出がある。

おしゃれして褒められれば悪い気がしない。次はどれを身に着けようかなどウキウキして明日への活力にもなるだろう。
特に女性はいくつになっても化粧して口紅をつけたいものだ。多少痛いところがあっても手鏡を持てば化粧に専念しだすお年寄りを何人も見てきた。
ババもおしゃれを忘れることのないよう心がけたいものだ。


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