ジジババのたわごと

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ミサイルと人工衛星の区別できない?

2009年03月27日 | Weblog
北朝鮮でミサイル発射の準備を進めている。
政府は、日本に向け弾道ミサイル発射した場合や事故で落ちてきた場合には迎撃ミサイルで打ち落とす姿勢を示している。
とはいうものの、いつ発射されるか分からないミサイルを実際に迎撃するとなると、技術的にかなり困難なことだという。

国連決議を盾に、発射をやめるよう北朝鮮に圧力をかけているが、馬の耳に念仏。
北朝鮮に対しては、前回’06年のミサイル発射実験のあと国連安保理で、「北朝鮮のミサイル発射に対する国連非難決議」を決議し、ミサイル関連の活動を停止することを求めた。

ところが敵もさる者・・・。
北朝鮮は、ミサイルではなくて通信衛星だと言い張っている。
ミサイルと人工衛星は同じ構造であり、「平和的な宇宙活動だ」と主張すれば、国際法違反と決め付けることだできないという。
一応、北朝鮮は建前上では国際条約に従っているというし、日本の上空を通過しても高度が高ければ領空侵犯とは言えないのだという。

明確な領空侵犯があって、それを撃墜できたとしたら・・・、麻生政権に拍手喝采となるのだろうが・・・。
北朝鮮が実際にミサイル発射した場合でも、国連では新たな制裁決議することに各国とも消極的な雰囲気だし、政府は迎撃する実力行使には出ないだろう。

さて、大多数の一般国民は、「そうか、ミサイルと人工衛星は区別がつかないのか」と新事実を知って感心したり、納得したりというあたりだろうか。
この北朝鮮の言い訳を拝借して、ほかの国でもミサイル実験できるということになる。
平和とか軍事とか言っても混然としたものだということなのだろう。



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