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「V1(仮)」 何故この題材か

2005年09月19日 | イラスト、漫画
 嬉しいことに、この漫画のカテゴリーにコメント()を頂けましたので、「何故この題材か?」について書いてみたいと思います。
 また長いですよ。自己満足記事なので、適当に読みとばしちゃって下さい。

・何故自転車漫画にしないか?
 先ず「MTBのブログなんだし、MTBが趣味なんだから、なんで?」って思いますよね。
 実は、ネタはあるにはあるんです。題名は「ポテチ・マニアックスEX(エクストリーム)」。英語として正しくないけどソレっぽいでしょ?扉絵(その漫画の表紙に相当するページの絵。題名が入る。)は、ポテチになったFtホイール。題材は普段私達が遊んでいる下り系フリーライド。
 折り込むエピソードと落ちは、ボンヤリ浮かんではいるンですけど、ストーリとしてまとまンないンですよねぇ。それに、うまくストーリ立てしないと、「V1(仮)」よりマニアックになっちゃいます。後で書きますけど、航空機物でも持っていき方次第で、一般的なアクション活劇や冒険活劇にすることが出来ると思うんです。
 それから、コメントにも書きましたけど自転車描くのって面倒臭いィ~!です。スポークなんて気が狂っちゃいます。

・航空機以外の題材は?
 今は漫画週間誌とか読んでいないので、よく把握はしていないのですけれど、メジャーな漫画は、学園物、スポーツ物、ホラーファンタジー、SFファンタジー、ギャグてところなのでしょうか?
 好きなことや興味のあることしか漫画にできないので、私が題材に選ぶとしたら、80年代流行ったサイバーパンク、S・キングのようなホラーファンタジー、それから昔から好きなアクション物。どれも、私の能力では小さくまとめることができません。昔みたいに50ページも書くエネルギーは無いし(だいたい50ページなんて自己満足の世界です)、一篇の漫画として通用するのは、長くて30ページ程度でしょう。無理っす。

・何故航空機?
 それはレシプロ機(レシプロエンジンでプロペラを回して飛ぶヒコーキ)、特に単座戦闘機が好きだからです。でもマニアと言えるほど知識は持ってません。元はフライトシュミレーターから入ってます。
 だから今資料集めに奔走してます。(Web上ですけどね。)
 それに航空機というちょっとマニアックな題材でも、一般的なアクション物とすることは可能だと考えています。映画「パールハーバー」や「紅の豚」なんか、娯楽活劇として成功してますからね。「紅の豚」は、マニアな人な宮崎氏の映画なので、マニアックな雰囲気を残しつつ一般ウケする映画になってますモンね。そこら辺のバランス感覚が凄いですよね。

・何故イギリス空軍(RAF)?
 日本人なんだから、日本の事を描けば?と思うかもしれませんが、日本海軍、陸軍の航空隊となると、どうしても右的な要素か反戦的要素が入ってきちゃって、話しが重くなってしまいます。私には重荷です。
 じゃあ他国のことなら、お気楽に描いてもいいのか?ってことではないですけど、少なくとも戦時中の日本軍隊より、連合側軍隊の方が異質な感じはしないと思うのです。と言うか取っ付きやすい。
 そもそも、「V1迎撃」ってのが私の思い付きの最初の取っ掛かりなので、必然的にRAFになっちゃうのです。

・何故V1迎撃?
 シンプルに短くまとめられそうだからです。人の生き死にを直接描く訳でもないので、気も楽です。
 思い付きのきっかけは、その昔やったマイクロソフトのコンバットフライトシュミレーターのV1迎撃ミッションです。

・何故スピットファイアー?(マニアな人への言い訳)
 V1迎撃と言えば化け物単座戦闘機のホーカー・テンペストの出番なんですけど、何故スピットファイアーか?それは単純に資料が入手しやすいからです。書籍だけではなく、Web上やDVDの画像も含めての話しです。
 特に、コクピット内の見え方。これは書籍の図面や見取り図だけから、奥行きのある絵にするのは難しいです。

 と、そんなこんなで、この題材になりました。