小太りMTB

ちっともMTBに乗ってないMTBerのブログ

64 あっさり諦め過ぎ?

2005年09月08日 | MTB[SURLY 1×1]
 1×1のオートマ化中止の記事をあらためて読んでみると、あっさりし過ぎている、と言うか本音を書いて無い気がしましたので、責任を持って出来るだけ本音で中止の理由を書いてみたいと思います。

<オートマ化を諦めた理由>(3速マニュアル化も含め)

1.嫌気がさしてきちゃった
① インター3ハブが重過ぎます。実測で1.1kgもあります。
   リア廻りが重過ぎて嫌です。
② インター3ハブ独特のチリチリ音が嫌です。
③ インター3とI-Dapter(ディスクローター)とのガタに不安があります。

2.満足しちゃった
 何か普通じゃないことをやりたいと思って始めたオートマ化ですが、一応の完成はみました。また、このブログで皆さんに読んで貰ったので、満足しちゃいました。

3.1×1の乗り味が思ってた以上に気持ちイイ
 フルリジットはトレイルでは満足に乗れないだろうと思っていたのですが、私のようなローライテクな人間でも凄く気持ち良く走ることができました。この気持ち良さを1-①のリア周りの重さと1-③の不安感を取り除いて楽しんでみたいです。

 てな訳で、シングルスピードにしたいのが本音だと思います。(自分でもよく分かってないです。)

 ところで、オートマ化中止の直接の原因となった、アクスルシャフトのナットねじ山破損ですが、打開策は検討しないと書いたのですが、思い付いたので書いちゃいます。

<アクスルシャフトナット破損の解決策>

・原因
 締め付けトルクに対する、ナットねじ山の強度不足。直接的にはナットの薄さによる、ねじ山数の不足。

※ 何故このナットがこんなに薄くなっちゃったかと言うと。
 →インター3ハブは、エンド幅100mm対応 & ハブが左側にオフセットしている。 →何故オフセットしてるかと言うと、チェーンリングがインナー位置であり、このチェーンラインに合わせたから。 → 何故インナー位置かと言うと、「登れる」ギア比を実現する為。

・対策案
① 廃車のインター3ハブなどから、プッシュロッド側の穴の空いたアクスルシャフトを適当な長さに切り取ります。
① ノーマルの厚さのナットを、ハブ側のアクスルシャフトに仮締めします。
② このナットのアクスルシャフトが足りてないねじ山に、①で切り取ったアクスルシャフトをハブ側のアクスルシャフト端面に突き当たるまでねじ込みます。ねじ込みはダブルナットを噛まして適当なトルクで締めます。(シャフト間の隙が無くなる程度)
③ ナットを本締めします。
④ プッシュロッドのハブ側を、アクスルシャフト延長分だけ延長します。
⑤ プッシュロッドのハブと反対側の長さを調整します。

 これで、軸力が付け足したアクスルシャフトに分散され、ナットのねじ山破損は防げると思います。また、本来の締め付けトルクで本締め出来ますので、アクスルシャフトの固定に必要な軸力も出ると思われます。って予想ですけど。ホントに上手くいくかどうかは分かりません。
 実際はそれなりの手間が掛かる調整が必要になると思われます。