NATURAL SOUND

音楽の話を中心に、日々のできごと‥

GIRL TALK

2010年04月19日 23時02分40秒 | ブログ
OscarO・ピーターソンのMPS第二作です。黒人の可愛い女の子が振り向いてニコッと微笑んでいる印象的なジャケット。このレコードはピーターソン・トリオのメンバーが流動的な時期に録音されていて、ベースが二人、ドラムスが二人います。複雑に交錯しているので興味深いですね。B面最後の「ROBBINS NEST」はR・ブラウンとの最後の共演。だからというわけでもないのですが、ピーターソンのソロが聴けるB面を良くかけます。




YABUSAME

2010年04月18日 20時55分52秒 | ブログ
Photoようやく暖かくなったなぁと思ったら鎌○祭りは早くも最終日です。今年は友人の娘さんが「ミス鎌倉」にチャレンジしたので(残念ながら落ちてしまいましたが)ちょっと関心も高く八幡宮まで出かけました。流鏑馬を見て、大銀杏の芽吹きも見て帰ってきました。ようやく春が来た感じですね。




TOSCA

2010年04月17日 08時44分53秒 | ブログ
Tosca4月も半ばを過ぎたというのに今年の寒さは普通ではありませんね。昨夜の芸術劇場はチューリッヒ歌劇場の「トスカ」。久しぶりに通して見ました。小さなステージで演出もなかなか凝っていて楽しめました。やはりこのオペラはスカルピアによるところが大きい。T・ハンプソンは心底悪人になれないところがありますね。




PLUS2,PLUS3,PLUS4

2010年04月16日 23時35分03秒 | ブログ
JimmyJ・ロウルズの代表的な作品は?と聞かれると「えっと‥」となりますよね。J・スタッフォードの「JO+JAZZ」のピアノ、それからP・リーの「BLACK COFFEE」のピアノ、と伴奏者のイメージが強い人です。本作は彼のトリオ、カルテット、クインテットによるコンボ演奏が聴けます。歌も歌っていますがこれは余興程度。目立っているのはギターのL・クーンスという人でロウルズはこの人の伴奏みたいですね。




THE WILD, THE INNOCENT & THE E STREET SHUFFLE

2010年04月15日 22時28分19秒 | ブログ
Bruce_springsteenB・スプリングスティーン2枚目のアルバム。80年代に爆発的にヒットしたスプリングスティーンから逆に聴くとやや線が細い感じ。それも彼の持ち味ですよね。「WE ARE THE WORLD」では「具合が悪いんじゃないか?」というような歌い方でしたが、その片鱗は十分感じられます。彼をデビューさせたのはあのJ・ハモンドだそうですが、B・グッドマンからここまでカバーしているというのも凄い話ですね。




WE THREE

2010年04月14日 18時37分27秒 | ブログ
We_three「WE THREE」はR・ヘインズによるレギュラー・トリオですが、凄いメンバーです。これは1958年に録音されたヘインズの初リーダー・アルバム。大学時代に友人が「これいいよ」とカセットに録音してくれたのを聴いたのが最初。以来愛聴盤です。一曲目の「REFLECTION」が素晴らしい。ピアノはP・ニューボーン・Jrですが、抜群のテクニックを披露してくれます。ヘインズのソロも随所に聴くことができ、とてもバランスのとれたトリオ作品となっています。




RETURN TO FOREVER

2010年04月13日 22時28分01秒 | ブログ
Chick久しぶりに聴いていたらまだ書いていなかったことに気がつきました(書いてないよな、確か‥。最近記憶が、ね)。この作品は私にとってまさに「ON TIME」。AB面通して聴いて、いまさらながら凄い作品。「やっぱええわコレ」。S・クラーク、目立ちますね。最後の「LA FIESTA」は学生のときに大○講堂でハイソが演奏したのを聴きに行ったことを覚えています。あの時ピアノソロを取っていた女の子は抜群に上手かった。今頃どうしてるかな。




WORKIN'

2010年04月10日 10時20分32秒 | ブログ
Workinプレスティッジへのマラソンセッションは56年の5月と10月の二回ですが、全体としては10月のほうがコルトレーンの成長も含めて評価が高いですよね。このアルバムは一曲を除いてすべて5月の録音で比較的地味な存在ですが、A面はこの二回の録音の中で屈指の名演だと思いませんか?名高い「IT NEVER ENTERED MY MIND」や「FOUR」「IN YOUR OWN SWEET WAY」‥。私はA面だけ良く聴きます。




LIVE FROM LOS ANGELES

2010年04月09日 22時13分04秒 | ブログ
Oliver「ブルースの真実」や「ストレイト・アヘッド」で知られるO・ネルソンが1967年にインパルスに残したビッグバンド作品。ロスのジャズ・クラブ「マーティーズ・オン・ザ・ヒル」でのライヴですが、やはり西海岸の空気というのかそれともメンバーにもよるのでしょうか、とても明るいサウンドです。自作3曲のほか「MILESTONES」や「NIGHT TRAIN」といったスタンダードも。ソロではアルトのF・ストロジャーとテナーのT・スコットが目立ちます。「MILESTONES」ではストラヴィンスキーも聴こえてきました。