NATURAL SOUND

音楽の話を中心に、日々のできごと‥

AMAZING BUD POWELL VOL.1

2011年02月28日 23時35分18秒 | ブログ
Amazing1B・パウエルを教えてくれたのは同じ学部のY君。アメイジングの第一集を聴くと、顔が思い浮かびます。初めてこのアルバムを聴いたのはこのブログの読者でもあるGINTONIC氏の自宅。これまた彼の顔が浮かびます。とても懐かしいアルバム。「ウンポコ」や「チュニジアの夜」はナヴァロのソロやローチとの掛け合いが有名ですが、「WAIL(特にマスターテイク)」や「ORNITHOLOGY」に聴けるパウエルの世界は本当に素晴らしい。




THE REAL AMBASSADORS

2011年02月27日 18時26分56秒 | ブログ
AmbassadorD・ブルーベックの奥さんの書いたジャズ・ミュージカルという不可思議なアルバム。でも上演されたことは無いみたいです。D・ブルーベックはもちろんL・アームストロングのグループに加え、LH&Rによるコーラス、さらにC・マクレエのヴォーカルという凄いメンバーにそそられます。それぞれの力量はもうご存じの通りでLH&Rが目立っていますが、まぁ一種の珍盤に入るものですかね。




BEATES FOR SALE

2011年02月26日 23時19分36秒 | ブログ
Beatlesforsale何といっても「NO REPLY」でしょう。どうしたらこんな曲が書けるのだろう?「サビで手拍子を入れよう」というのは誰が思いついたんだろう?この手拍子のところで私はいつも胸がいっぱいになります。曲もアレンジも演奏も歌もコーラスもすべてにおいて完璧な一曲。




AT MISTER KELLY'S

2011年02月25日 23時05分32秒 | ブログ
Anitaこのところ忙しくてあまり音楽を聴く時間が取れませんでした。そんな時は白人女性ジャズ・ヴォーカルからというのがおじさんのセオリー。ヴァーヴのアニタの傑作群のなかで、実況録音といえば、まずこれでしょうね。シカゴは「ミスター・ケリーズ」でのライヴ。58年の録音ですから「真夏の夜~」の年。例のJ・プールがドラムスです。ライヴならではのアニタのノリと貫禄あるパフォーマンスが抜群ですね。




POSTER

2011年02月22日 22時14分31秒 | ブログ
201102171600000都バスの広尾1丁目で発見しました。プリントアウトしたときに気がつかなかったのか?ラミネートしたときに気がつかなかったのか?貼り出したときに気がつかなかったのか?もしかしたら他の停留所も同じものが貼ってあるのか?大きな間違いには得てして気がつかないものですよね。




JOHN COLTRANE AND JOHNNY HARTMAN

2011年02月21日 23時51分54秒 | ブログ
Hartman良く「バラード三部作」とか言われる中で一番有名なのはもちろん「バラード」ですが、ちょっと売れ線を狙っているようにも感じます。個人的にはこのJ・ハートマンとの共演が一番好きですね。J・ハートマンの歌も良いのですが、そのせいか「ウタモノ」としてのトレーンのプレイが光っていて、要するに一番「トレーンが歌っている」ような気がしますね。




THE SHAPE OF JAZZ TO COME

2011年02月20日 23時56分46秒 | ブログ
Coleman1曲目の有名な「淋しい女」も素晴らしいけれど、全編にわたって文句なしの傑作。改めて聴いてみて59年の時点でコールマンは完成していましたね。「KIND OF BLUE」と同じ年です。60年代後半のコールマンは、この延長上でより洗練された音楽を演奏していたということなのでしょう。そしてこのアルバムが成功したのはやはりC・ヘイデンとB・ヒギンズの参加に負うところが大きいですね。




TENTAKE

2011年02月19日 20時55分26秒 | ブログ
Tentake84歳の母と浅草へ出かけました。私の父は浅草生まれ。父と母が浅草でデートした時に良く行った天麩羅屋が伝法院通りの「天健(てんたけ)」。私は初めて入りました。ボリューム満点のご覧の天丼は2000円。さすがに母は天麩羅だけ。つゆも甘すぎず私好みです。店のご主人曰く「太らない天麩羅」。カウンター越しに話をしながら食べられるのは浅草の店らしい。




HOROWITZ

2011年02月15日 23時46分07秒 | ブログ
Horowitz学生時代にガールフレンドが「今、ホロヴィッツを聴かなきゃ」と言っていたのを覚えています。このアルバムはさらにそれより10年くらい前、カーネギーホールでの伝説的な復活コンサートの記録。例によってスクリャーヴィンなど、ピアノの響きを重視した演目ばかりを取り上げています。録音が素晴らしく良く、ホロヴィッツの完全無欠の音が甦ります。