NATURAL SOUND

音楽の話を中心に、日々のできごと‥

【BEST TRACK】 MIDNIGHT TRAIN TO GEORGIA

2013年05月25日 23時54分03秒 | ブログ
P1080161ジョージア州というのは、アメリカ人にとって何か懐かしい響きでもあるのでしょうか?「Georgia On My Mind」とか‥。このG・ナイト&ピップスの曲は私にとっても懐かしい曲。これがヒットしていた頃、よく夜汽車で日本中を歩き回っていたせいでしょう。この曲を含めたアルバム「Imagination」を見つけたので、購入。300円。ユーチューブ、捜したら当時の映像がありました。G・ナイトはこのころ30歳くらい。

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YouTube: (1973) Empress Gladys & The Pips "Midnight Train To Georgia"




UNDER THE SKIN

2013年05月16日 01時03分33秒 | ブログ
P1080230「随分前に買っていて読んでいない本」というのは結構あるもので、これもその一冊。2006年に購入していて、今夜読み終わりました。それにしても、どうしてこれほどの傑作をいままで放っておいたのか不思議です。ピカレスク小説というのは個人的には好みのジャンルではないのですが、本作にはまいりました。主人公(おれ)とその仲間LQとブラントの三人の関係が素晴らしい。章ごとの最後のセリフが決まっています。ボスのローズもそうですが一人一人の人物が見事に描けています。まごうことなき傑作というのはこういう作品ですね。




【BEST TRACK】 TAKE THE A TRAIN

2013年05月12日 22時39分35秒 | ブログ
Cotton56年のコットン・クラブでのブラウン~ローチ・クインテットのライヴというだけで、ファンには垂涎モノです。音質は悪いですが、残っていただけでも感謝ですね。スタジオでの録音は端正でしたから、イメージはかなり違います。まず演奏時間です。一曲当たりが長い。それからローチのドラム。ライヴだとブラウンより前に出ている感じです。スタジオではちょっと遠慮していたのでしょう。それからR・パウエルのピアノがかなり目立ちます。この日は絶好調でした。ハードバップ全盛時代の貴重なドキュメント。

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YouTube: Take the A train / Clifford Brown , Sonny Rollins




LEGAL HIGH

2013年05月11日 22時54分56秒 | ブログ
P1080217ゴールデン・ウィークから見始めて本日第六話まで来ました。これ、面白いです。毎回毎回、まったく結末を予想させないスリリングな展開に加え、堺雅人演じる弁護士をはじめ、出演者がみな魅力的。新垣結衣は可愛いだけでなく演技も上出来です。水戸黄門の共演者が出ると黄門さまのテーマが流れるなど細かいくすぐりもちりばめられていて飽きさせない。今後に続く謎も含みながらの「つづく」、状態。明日は一気に全部見てしまいそうです。




MYRIN

2013年05月10日 23時50分01秒 | ブログ
P1080227邦題は「湿地」。アーナルデュル・インドリダソンというアイスランドの作家による作品。このところ評判となっている北欧ミステリの傑作です。長編作品が多くなっている昨今にしては極めてコンパクトにまとまっていて、展開は極めてオーソドックス。殺人が起き、そこに残されたメッセージの謎‥。ところがこの事件、じつに奥が深い。アイスランドの風景をそのまま文体にしたような筆致は、翻訳(柳沢由美子)も見事でした。




PECKIN' TIME

2013年05月08日 23時20分42秒 | ブログ
P1080193この頃(58年)は山ほどの数のハードバップが録音されたと思われますが、BNの1500番台ほどファンを魅了するシリーズはありません。この録音は1574番。カタログではチェックしていましたが、聴いたのは今回が初めて。モブレイ、モーガン、ケリー、チェンバース、パーシップのクインテットで、それはもう聴く前から音はわかります。全部で5曲。唯一のスタンダード「Speak Low」がいいですね。決して超名盤ではありませんが、あの時代、あの音が楽しめる一枚。




BEETHOVEN VIOLIN CONCERTO

2013年05月06日 00時13分52秒 | ブログ
201305052003000昨日はSさんのお宅で久しぶりにハーツフィールドを堪能させていただきました。オイストラフ~クリュイタンスによるベートーヴェンのヴァイオリン・コンチェルトは全部で7枚!すべて同じ演奏ながらフランス盤、イギリス盤、ドイツ盤、モノラル盤‥。さすがに全部は聴けませんが、イギリス盤のセカンド・エディションとドイツ盤の第一楽章を聴かせていただきました。正直、これほど違いがあるとは思いませんでした。またまた得難い体験。