NATURAL SOUND

音楽の話を中心に、日々のできごと‥

【BEST TRACK】 125th Street Congress

2015年03月29日 21時07分45秒 | ブログ
Weather Report - 125th Street Congress
WRの4枚目。まだベースがM・ヴィトウスです。ドラムスのE・グラバットという人は、全然知りません。改めて聴いてみると、その後のサウンドとはやはり随分違いますねぇ。かなりマイルスっぽいです。

BEE GEES

2015年03月22日 21時58分02秒 | ブログ
初期のビージーズのシングル盤が我が家には2枚あります。一枚目は「マサチューセッツ」当時の値段は「370円」と書いてあります。ジャケットをよく見ると『「マサチューセッツ」はここね!』といわんばかりの地図が描かれています。1967年から68年はビージーズ旋風の年で、ラジオでは聴かない日はありませんでした。B面は「ホリディ」。

もう一枚はこちら。「ワーズ」は68年。一世を風靡したビージーズですが、今やギブ三兄弟のうち二人は鬼籍。一人残ったバリーも来年70歳!だそうです。こういったシングル盤は45RPMなので、久しぶりに引っぱり出して聴いてみると、その良い音にビックリすることがあります。

【BEST TRACK】 Time After Time

2015年03月21日 22時10分08秒 | ブログ
私の大好きな「THIS IS ANITA」の中で、この曲が一番好きですね。声量や音程はサラやエラに一歩譲るものの、アニタのフィーリングは抜群で、この曲は彼女の持ち味が十分に生きた名唱。つい最近、余分な映像の入っていないバージョンがユーチューブにアップされたのでリンクしておきます。ちなみにこの録音は1956年のはずで、これについてはユーチューブのクレジットが誤り。レコードのジャケットもいいなぁ。アニタのもっとも美しかった頃。

CANARY

2015年03月15日 21時32分41秒 | ブログ
松田聖子は三枚目のアルバム「シルエット」(シングルで言えば「夏の扉」)でブレイク。そしてピークはこの「Canary」から「Tinker Bell」あたりでしょうか。松田聖子のピークでもあり「チーム聖子」のピークでもあったと思います。彼女は全部で現在まで48枚のアルバムを出していますが、この初期の7枚は曲づくりからサウンドづくり、歌唱も含めて今聴いても新鮮。80年代の前半、CBSソニーのサウンド・プロダクトは見事だったと思います。このアルバムは全編松本隆作詞の曲が並んでいて、シングル「瞳はダイアモンド」は呉田軽穂作曲、松任谷正隆編曲の傑作。この歌唱は、この頃の彼女でなければできません。

CHARLIE PARKER ON SAVOY Vol.2

2015年03月15日 11時35分15秒 | ブログ

3月12日はC・パーカー忌ですが、今年は60回忌。サヴォイ盤はCBSのクロノロジカルに編集されたLPが、私にとっては一番わかりやすいです。この第2集はA面が1945年の演奏、B面が1947年のオールスターズでの演奏で、「Ko-Ko」「Donna Lee」「Chasin' The Bird」「Cheryl」など、パーカーの名演が収められています。注目はB面で、トランペットが初リーダー作の直前のマイルス、そしてピアノがB・パウエルだということ。サヴォイ盤でパウエルのピアノが聴けるのはこの第2集だけです。パウエル全盛期のタッチを、いくつかはったリンクで聴いてみてください。ちなみに「Ko-Ko」のピアノはパウエルではありません。47年にはパーカーがダイヤルと契約したり、パーカーとガレスピーは微妙な時期。でもパーカーは絶頂期。これでサヴォイ盤も残り2枚となりました。

GENIUS

2015年03月14日 22時16分45秒 | ブログ
「ジニアス」はオールドファンには懐かしいジャズ喫茶。今は中野新橋に移転しています。そんな情報は得ていたのですが行く機会を逸していました。でも中野坂上で1時間半空けば、当然行きますよね。というわけで行ってきました。見覚えのあるスピーカー、音量はやや小さめですがアナログで聴かせてくれます。入ると「音楽聴きます?」と尋ねられ、「聴きます」と答えたら「じゃぁこちらの席で」とスピーカーの正面に案内されました。そんなわけで「聴かない人もいるんだな‥」と店内を見渡すと、おしゃべりをしている中高年のグループ、食事をしている若い女性、商談をしているサラリーマンなど、客層が昔のジャズ喫茶とは違いますね。

それででも、この昔懐かしいマッチのイラストが入った額が飾られていたり、何といってもその膨大なアナログレコードの棚が歴史を物語っていました。雰囲気はとても良く、近所にあったら日参しそうだな。

ANGEL CLARE

2015年03月08日 21時39分45秒 | ブログ
今日の「Sunday Songbook」はJ・ウェッブの特集でした。A・ガーファンクルの「All I Know」を久しぶりに聴きました。実に美しい声。この「ANGEL CLARE」は1973年、ガーファンクルの最初のソロ・アルバムで「All I Know」は最初のシングル。A・ガーファンクルはまだ30歳を過ぎたばかりで、ジャケットの写真も初々しい!彼のアルバムは、本作と2枚目の「Breakaway」が印象深かったですね。3枚目の「Watermark」はJ・ウェッブの曲がかなり占めています。ウェッブはガーファンクルにかなりの楽曲を提供していたんですね。

【BEST TRACK】 The House Of Blue Lights

2015年03月07日 23時33分57秒 | ブログ
Eddie Costa - The House Of Blue Lights
ユーチューブと共有したとき、画像サイズの設定はどこでやるのか?というわけで、しばらくはデカい画像のまま。アルバムについては以前書きましたが「Dot」という珍しいレーベルに残されたE・コスタの名演。録音は1959年。コスタは31歳という若さで亡くなってしまったので録音枚数が少なく、ヴァイヴの演奏がメインでピアノの演奏も少ないうえに珍レーベルということで、その稀少性が騒がれました。再発されて聴いたときは、稀少性だけではなく内容の素晴らしさに驚いた覚えがあります。中でもこの曲、T・ファーロウとの共演でコスタのプレイを知っていても、圧倒される演奏。近年、大西順子がライヴで演奏していました。こちらも凄い演奏で、是非ご紹介したかったのですが、残念ながら見つかりませんでした。。曲が個性的なだけにインパクトあるなぁ。