NATURAL SOUND

音楽の話を中心に、日々のできごと‥

【BEST TRACK】 SOFTLY AS IN A MORNING SUNRISE

2014年03月30日 21時23分07秒 | ブログ

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YouTube: Sonny Clark Trio - Softly As In A Morning Sunrise

休日の朝、最初にこのアルバムのB面をかけることが多いですね。今朝もこれを聴きながら野菜炒めを作っていました。この曲はS・ロンバーグの作曲で、かの「NEW MOON」の挿入歌です。そう!「LOVER COME BACK TO ME」と同じミュージカル!ロリンズやコルトレーンにも名演がありますが、ピアノでは昔「ケリー派」と「クラーク派」がいたそうです。ケリーも名演ですが、私は断然クラーク派。何回聴いても飽きません。




CARNAVAL

2014年03月30日 18時51分52秒 | ブログ
P1010364シューマンの「謝肉祭」です。1962年のルービンシュタイン。録音は古いですが、これは素晴らしい演奏。こういうピアニスト、今だったら誰なんでしょうね?思いつきません。ルービンシュタインの個性が強く出ているので、シューマンのイメージからは遠いという声もありますが、ここは巨匠の演奏を楽しむということで良いかな。




PIANO QUINTET "THE TROUT"

2014年03月23日 23時36分25秒 | ブログ
P1010327W・パンホッファーをピアノに、ウィーン八重奏団のメンバーによる「鱒」。私の持っているのはキング・レコードが発売したものですが、昔のレコードによくある例で、いつ録音されたものかわかりません。ヴァイオリンがW・ボスコフスキー!ですから、相当古いことは確か。現代の演奏に比べると、極めて淡白な「鱒」です。ジャケット右上の「THE ACE OF CLUBS」というのは、デッカのレーベルで、廉価盤として発売していたものらしいのですが、特筆すべきはこのジャケットですね。よくこれで商品化したなぁ。




SYMPHONY NO.4

2014年03月16日 22時54分17秒 | ブログ
P1010317今日のEテレ「クラシック音楽館」は、水戸室内管弦楽団の定演。メンデルスゾーン2曲とベートーヴェン1曲。メンバーの顔ぶれを見れば当然とはいうものの、どの演奏も、このオーケストラの質の高さを証明する素晴らしい演奏でした。ベートーヴェンは御大の指揮で、楽章の間には座って休んでおられましたが、演奏が始まると往年を彷彿とさせるエネルギッシュな指揮。久しぶりに「ずっと聴いていたいなぁ」と思いました。




SHADOW 81

2014年03月15日 22時15分35秒 | ブログ
P1060885もう30年以上昔に読んだ本です。一言で言えばハイジャックをテーマにした冒険小説ということになりますが、これは大変な傑作。滅法面白いです。。最近起こった事件で、この作品を思い出した人も多いのではないでしょうか?私も「あの話に似ているなぁ」と、書棚からひっぱり出してパラパラ見ているうちに、ついついまた読んでしまいました。作者L・ネイハムは、唯一この作品のみを残してこの世を去りました。ストーリーの組み立ても、アイデアも一級品。今読んでも、全然古くありません。ちなみに、現在はこの表紙ではないみたいです。




THIS ONE'S FOR BLANTON

2014年03月12日 23時03分06秒 | ブログ
Dukeまたまたパブロ・レーベルで恐縮ですが、ま、こういうこともあります。つい最近までこのレコード知りませんでした。エリントンとR・ブラウンのデュオです。タイトルからわかるように、ジミー・ブラントンに捧げたアルバムですから、ほぼエリントン・ナンバーで構成されています。当然R・ブラウンの役割は大きいです。しかしR・ブラウン凄い!この人本当に名人ですね。音も素晴らしく、二人の息遣いまで聞こえてきます。




ELLA AND OSCAR

2014年03月09日 19時53分18秒 | ブログ
P1010298タイトル通りのメンバーによる演奏。ジャケットもタイトル通り。ちなみにB面にはベースのR・ブラウンが参加。そう言えば、この人昔はエラの旦那さんでした。これまた名人芸で、聴いたことなくても「はずれないな」と安心して買えます。録音は1975年。エラはこの時58歳で、まだまだバリバリです。O・ピーターソンは、エラより8歳年下。それにしても、パブロのアナログは音が良い。エラにしてもオスカーにしてもグランツの傘下で活躍した人たちですから、雰囲気も良いですね。気心の知れた仲間による、楽しいセッションです。




PHILIPS SHE9710

2014年03月07日 00時28分33秒 | ブログ
P1010300この間飲み会の時にF君から聴かせてもらったフィリップスのイヤホン、今日購入しました。ビッグカメラでポイントを使ったので、タダです。色は年齢相応に赤。今夜はパソコンからDAアンプを経由して、いろいろな音源でチェックしました。結論から言うと、このイヤホンはソースを選びますね。かなりブーストが効いているので、インストは良いけど、ウタものは声が後ろに引っ込んでしまう弱点がありそう。それから古い音源はちょっと軽くなりすぎます。思ったほど低音が出ない。「電気楽器系の低音しか受け持ちません」と言っているようです。ピアノソナタは良いです。凄く良い。それからバッハの無伴奏も良いです。意外にバランスが良いのが室内楽系クラシックじゃないかしらね。それにしても2,280円は安い。今日聴いた中で最も合っていると思ったのはマイルスの「Your Under Arrest」とブレンデルのハイドンでした。




DUO

2014年03月02日 11時21分28秒 | ブログ
P1080416_2K・ドリューは、私がジャズを聴き始めたころにはもうヨーロッパに渡っていました。70年代になってステープル・チェースから彼のリーダー作が次々と発表されたころは、ジャズ喫茶で彼を聴かない日はなかったのでは?ハードバップ時代とは少し違うスタイル(本作ではエレピも弾いています)と、共演のペデルセンのプレイ、そして抜群の音質でも注目を集めました。しかしタッチは変わりませんね。ドリューは、ヨーロッパの水が合ったのでしょう。そのままデンマークで亡くなりました。ペデルセンもすでに鬼籍。ジャケットの二人の写真が微笑ましいです。