休日の朝、最初にこのアルバムのB面をかけることが多いですね。今朝もこれを聴きながら野菜炒めを作っていました。この曲はS・ロンバーグの作曲で、かの「NEW MOON」の挿入歌です。そう!「LOVER COME BACK TO ME」と同じミュージカル!ロリンズやコルトレーンにも名演がありますが、ピアノでは昔「ケリー派」と「クラーク派」がいたそうです。ケリーも名演ですが、私は断然クラーク派。何回聴いても飽きません。
W・パンホッファーをピアノに、ウィーン八重奏団のメンバーによる「鱒」。私の持っているのはキング・レコードが発売したものですが、昔のレコードによくある例で、いつ録音されたものかわかりません。ヴァイオリンがW・ボスコフスキー!ですから、相当古いことは確か。現代の演奏に比べると、極めて淡白な「鱒」です。ジャケット右上の「THE ACE OF CLUBS」というのは、デッカのレーベルで、廉価盤として発売していたものらしいのですが、特筆すべきはこのジャケットですね。よくこれで商品化したなぁ。
この間飲み会の時にF君から聴かせてもらったフィリップスのイヤホン、今日購入しました。ビッグカメラでポイントを使ったので、タダです。色は年齢相応に赤。今夜はパソコンからDAアンプを経由して、いろいろな音源でチェックしました。結論から言うと、このイヤホンはソースを選びますね。かなりブーストが効いているので、インストは良いけど、ウタものは声が後ろに引っ込んでしまう弱点がありそう。それから古い音源はちょっと軽くなりすぎます。思ったほど低音が出ない。「電気楽器系の低音しか受け持ちません」と言っているようです。ピアノソナタは良いです。凄く良い。それからバッハの無伴奏も良いです。意外にバランスが良いのが室内楽系クラシックじゃないかしらね。それにしても2,280円は安い。今日聴いた中で最も合っていると思ったのはマイルスの「Your Under Arrest」とブレンデルのハイドンでした。