NATURAL SOUND

音楽の話を中心に、日々のできごと‥

THE GELLERS

2010年08月31日 22時34分50秒 | インポート
Gellersもう40年以上前に「マーキュリーVSOPアルバム」というLP四枚組が出たことを覚えていますか?ブラウニーのボーナス・レコードが付いていたので私はこのセットを購入しました。その中にあったのがH・ゲラー・カルテットの演奏。写真のCDは以前に同名で出ていたLPにその三曲を加えて発売されたものです。「隠れた名盤」というのはこういうアルバムにこそふさわしい。傑作です。若くして亡くなったR・ゲラーの趣味の良いピアノが素晴らしいです。




OUR MAN IN PARIS

2010年08月30日 22時16分39秒 | ブログ
Dexter1963年にD・ゴードンがパリでB・パウエルのトリオと共演したワンホーンの傑作アルバム。スタンダードばかり5曲を豪快に吹きまくるゴードンのテナーが楽しめます。パウエルとの共演はサヴォイの「RIDES AGAIN」が有名ですね。あの当時のパウエルは特別でしたが、本作でも結構好調で楽しそうです。バラード「STAIRWAY TO THE STARS」のパウエルはちょっと特別。うなり声もそのまま!




NUTTY

2010年08月29日 11時32分31秒 | ブログ
201008271501000大学の周辺を散策していて、暑いので「喫茶店でも入るか」とまわりを探したら「NUTTY」という店を発見。容易にジャズ喫茶であることは想像がつく店名ですが、最近はあまり当てにならずドアをそーっと開くと中からA・ブレイキーの声が聞こえてきました。「カフェ・ボヘミア~」!夏休みで学生は少なかったけど、昔の学生街のジャズ喫茶の雰囲気でしたよ。マッキン+JBL4331。場所は「金城庵」の向かい。




SOMETHING'S COMING !

2010年08月28日 14時49分45秒 | ブログ
Garyburton影響を受けたミュージシャンはB・エヴァンスとS・ゲッツと言うくらいですから、G・バートンの目指していた音楽はイメージできるような気がします。私のオンタイムのG・バートンはコリアとの共演をしていた頃ですが、本作はその10年近く前の作品。ピアノレスでギターにJ・ホールを配したのが成功。B面1曲目の標題曲はウエストサイドの名曲ですが、これがカッコイイですね!




ETERNAL RHYTHM

2010年08月27日 22時56分20秒 | ブログ
Don_cherryこの頃はコールマンとの共演が印象として強かったD・チェリーですが、この作品はまだ60年代に彼の独特のサウンドを記録したものとして記憶に残ります。楽器にガムランやオーボエ、尺八(バンブー・フルートと書いてあるから、多分‥)、ゴング(ボクシング用?)、といったジャズにはあまり使われない楽器も登場して、展開されるのはコールマンとは明らかに違う「フリーの世界」です。




WHEN THERE ARE GREY SKIES

2010年08月26日 22時30分06秒 | ブログ
Garlandガーランドのベスト・アルバムと言うと「GROOVY」「A GARLAND OF~」を挙げるのが普通。56年録音のこの二枚は確かに良いのですが、私がひそかにベストだと思っているのは62年の本作。リラックスしたガーランドのスタイルはともすればユルくなりがちですが、この作品はそういうところが全然ありません。12分にも及ぶバラード「NOBODY KNOWS~」も見事。ドラマー(C・パーシップ)の違いも大きく寄与しています。




BOSS GUITAR

2010年08月25日 21時32分08秒 | ブログ
Wesmontgomery本アルバムはその後のD・セベスキー路線に進むウエスが垣間見えますね。ウエスのギターは例のオクターヴ奏法にどう持ち込むかという構成のポイントがありますが、この頃になると少々飽きられていたのではないかな?と私は思います。「カナディアン・サンセット」のようなスタンダードに聴くべきものがあるのも、やはりウエスは結構ポピュラー志向の高いギタリストだったと思いますね。




CAKE

2010年08月24日 22時19分26秒 | ブログ
201008242146000同じ街に住むNHさんはプロ顔負けのケーキ職人さんです。いつもわが家に遊びに来るときはオリジナルの「アッ」と驚くケーキを作って持ってきてくれます。今日は「無花果のケーキ」と「メープルシュガーのマドレーヌ」。いやーいつもながらですがこの無花果のケーキは絶品!季節感溢れるアイデアも見事ですね。美味しくいただきました。(※写真をクリックすると大きくなります)




DEBUT

2010年08月23日 23時38分37秒 | ブログ
Bjorkビョークの「DEBUT」はソロ・デビューで、実は三枚目の作品。まずジャケットが魅力的。その後いろいろな顔を見せているアーティストですが私はこのアルバムが一番好きですね。音楽の内容は一曲目の「ヒューマン・ビヘイビア」がすべてを物語っています。独特のヴォーカルに加えて個性的なサウンド、ビョークの魅力が溢れています。ジャズファンにはハープの伴奏で歌われる「LIKE SOMEONE IN LOVE」も聞きのがせませんね。




DEBUT

2010年08月22日 20時29分42秒 | ブログ
MarcyM・ルーツという歌手は全然知りませんでした。このCDをヤマノで見つけて購入したのは、バックのオーケストラをR・バーンズ、M・エヴァンス、G・エヴァンスという三人がアレンジと指揮を担当していたから‥。調べてみると彼女の残したアルバムはこれ一枚だけ。チャーミングで白人女性ヴォーカルらしい歌声を持っています。聴きものはアレンジとA・コーン、H・マクシック、O・ぺティフォードといった一流メンバーによる演奏ですね。