NATURAL SOUND

音楽の話を中心に、日々のできごと‥

HERB ELLIS MEETS JIMMY GIUFFRE

2013年01月14日 21時14分05秒 | ブログ
Herb1959年に録音されたこのセッションは、単にH・エリスのセッションにJ・ジュフリーがテナーとアレンジでからんでいるだけでなく豪華なメンバーの参加していることにも注目です。A・ペッパー、B・シャンク、J・ホールと聞けば興味がわきますね。曲はスタンダード中心。ジュフリーのアレンジもウエストコーストらしい趣味のよいサウンドです。昔ならたぶん買わなかったと思いますが、最近はついこういうアルバムにも手を出してしまいます。




LE NOZZE DI FIGARO

2013年01月13日 21時33分06秒 | ブログ
P1080155プラハ国立劇場の「フィガロの結婚」が横須賀に来たので見に行きました。フィガロはM・ホラーク、スザンナをP・P・ノトヴァー、伯爵夫人はM・フェイトヴァー、ケルビーノにK・ヤロフツォヴァー‥とキャストはプラハ音楽院などを出て活躍する実力派。オケも劇場付。よこすか芸術劇場に合わせたコンパクトなオペラでした。第三幕のスザンナと伯爵夫人の二重唱は圧巻!全体を通して隙のない見事な上演に拍手。それにしてもモーツァルトがこのオペラを作曲したのは30歳!今更ながら驚きですね。楽しい夜でした。




HERB GELLER PLAYS

2013年01月06日 19時41分18秒 | ブログ
P1080128H・ゲラーはエマーシー・レーベルにいくつかのアルバムを残しています。メンバーには妻のL・ゲラーに加えてC・カウンス、L・ヴィネガー、L・マラブル、E・フリーマンという人たちなので、ディスコグラフィーを見つけるのがなかなか困難。録音は54~5年あたりでしょう。ゲラーは「ダイナ・ジャム」でのプレイが知られており、当時第一線のプレイヤーでした。このアルバムでもオリジナルに加えてスタンダードからアンダーソンの「そり滑り」まで幅広いレパートリーを演奏しています。L・ヴィネガーのプレイが素晴らしいですね。




OUTWARD BOUND

2013年01月03日 21時00分40秒 | ブログ
DolphyE・ドルフィーの1960年の録音です。ドルフィーはこの前年まで、C・ハミルトンのグループにいましたが、この録音のあとにミンガスのグループに参加。本作は彼の初リーダー・アルバムで時期的に見ても飛躍の足がかりになった作品と言えるでしょう。その後のドルフィーに比べるとまだオーソドックスなジャズに近い印象はあります。それでも既にユニークなサウンドは比類がなく、J・バイヤードのピアノもかなり不思議。「ON GREEN DOLPHIN STREET」が良いですね。




GIANT STEPS

2013年01月02日 23時57分15秒 | ブログ
P1060781有名な「GIANT STEPS」はマイルスの「KIND OF ~」の翌4月1日に演奏されました。この時のピアノはC・ウォルトンでテイクは8つ。その翌5月にピアノがトミフラになって録音されたテイクのうちオリジナル・テイクとして発表されたのはテイク5。この二つのセッションに挟まれた4月2日に、例のCBSのスタジオでマイルスと演奏する「SO WHAT」の映像が残されています。映像もそんな風に見ると、面白いですね。「あぁ、この頃に録音されたんだなぁ」と感無量です。




HAPPY NEW YEAR!

2013年01月01日 20時31分50秒 | ブログ
Newyear新年明けましておめでとうございます。本ブログもスタート以来、今年で6年目に入ります。2013年は忙しくなるのか、暇になるのか‥。まぁ、どっちにしろ音楽はいっぱい聴きたいし、今年はもっと映画も見たい‥。みなさまいろいろな情報をお待ちしております。本年もよろしくお願い申し上げます。