George Russell - Ezz-thetic
言うまでもなくこの曲は50年代の初めに、ラッセルが書きマイルスが録音したものです。もうその頃からラッセルの「リディアン・クロマチック理論」は発表されていました。日本人で最初にこの理論に注目したのは武満徹だそうです。モード・ジャズとラッセルの関わりは極めて深いわけですが、E・ドルフィーが唯一参加したG・ラッセルのアルバム「Ezz-thetics」は、えらくカッコいいサウンドで、難しいことを考えなくても十分楽しい。標題曲は、トランペットのD・エリスのプレイも印象に残るトラックです。