NATURAL SOUND

音楽の話を中心に、日々のできごと‥

IMPROMPTUS

2016年12月29日 15時43分36秒 | ブログ
シューベルトの即興曲は、私の大好きな曲です。ブレンデルやルプーのCDで聴いていましたが、このたび名盤であるケンプのLPを入手しました。これは素晴らしい。1965年の録音。A面にD899、B面にD935を収録した全曲盤です。ライナーが藁科雅美、泣かせますね。さて、リンクを探していたら面白いものを見つけました。D899の第二曲(これが一番好き!)の聴き比べ。トップバッターがケンプです。

Europa Konzert 2000 from Berlin

2016年12月25日 21時35分51秒 | ブログ
アバドがガンのためベルリン・フィルを辞任する前の最後の第九。CDでも話題になったベーレンライター版による演奏です。ちなみにCDは、バリトンが変わっています。それ以外は全く同じメンバー。演奏には大変感銘を受けましたが、個人的にはやはりテンポの速さは気になります。このあたりの感覚は(私が)古いのかも知れません。第九を聴いていつも感じるのは、ヨーロッパにおける合唱の文化の奥深さです。こればかりはどうしようもない差がある気がします。ここではスウェーデン放送合唱団とエリック・エリクソン室内合唱団。見事なものです。リンクしたのはCD化された方ライブの方は第一楽章だけがありました。

Keyboard Partita #1

2016年12月18日 15時47分49秒 | ブログ
Dinu Lipatti - Bach Keyboard Partita #1 In B Flat, Bwv 825
若くして亡くなったリパッティの「パルティータ一番」をアナログで入手(↓写真下)。凄く嬉しい!1960年に編纂された「ディヌ リパッティ全集」の「第4集」にあたるもの。盤質は上々で、前の所有者は大切にしていたのだろうと思われます。ライナーにW・レッグのリパッティ追悼文があり、続いてエネスコ、コルトー、カラヤン、マルケビッチなどの追悼も掲載されています。ちなみにこのレコードには、モーツァルトの8番、シチリアーナ、コラール・プレリュード、主よ人の望みの喜びよ、などが収録されています。

【N Collection】 Vulture Culture

2016年12月17日 14時39分05秒 | ブログ
The Alan Parsons Project | Vulture Culture | Sooner or Later
「The Alan Parsons Project」は80年代にかなりヒットチャートを賑わしました。アラン パーソンは、もともとレコーディング・エンジニアです。音楽としては「どこかで聴いたな」風なのですが、非常にポップで耳に心地よい音楽を送り出していました。今風に言えば「サウンド・プロダクト」ですか。この「Vulture Culture」というアルバムでは、この曲が一番彼ららしいサウンドではないでしょうか。大ヒットした「Eye In The Sky」もリンクしておきます。この二曲、よく似ています。

【BEST TRACK】 My Foolish Heart.

2016年12月17日 13時06分37秒 | ブログ
Tony Bennett. My Foolish Heart.
このアルバムは、T・ベネットがスタンダードの名曲を歌ったもので、全12曲。なかでもB面1曲目の「My Foolish Heart」はとても心に響く歌唱です。ベネットの切ない声が曲にとても合っていますね。バックのF・デヴォルのオーケストラによる伴奏も優れていて、「Blue Moon」のアレンジはR・シャロン。ところどころに優れたソロが配置されていて、多分名のあるミュージシャンだと思いますが、ライナーがないのでわかりません‥。トレンチコートを羽織ったベネットの笑顔のジャケットも秀逸です。

【N Collection】 NOTHING LIKE THE SUN

2016年12月11日 20時37分06秒 | ブログ
先週、テレビのチャンネルを廻していたらスティングが歌っていました。新作のPRで来日していたそうです。一緒にS〇APが歌っていたので、びっくりしました。さて、スティングといえば、これでしょう。1987年のスティングのソロ・アルバム。2枚組です。G・エヴァンスのアレンジ、クラプトンやA・サマーズなどの参加、非常に出来の良いアルバムです。「Einglishman In NewYork」を聴きましょう。