NATURAL SOUND

音楽の話を中心に、日々のできごと‥

SONGS FROM THE BIG CHAIR

2014年07月26日 13時07分14秒 | ブログ
P1010715このアルバムも、発表されてからもう30年も経つんですね。TEARS FOR FEARSは、一旦解散して再結成し現在も活躍しています、というよくあるパターン。最近の活動についてはあまり耳にしていませんが、サマソニとかにも来ているようです。本作は彼らの2枚目のアルバムで、彼らが最も輝いていた時代。A面三曲目、全米と全英で1位となった「Everybody Wants To Rule The World」は本当に良い曲で、こんな曲を残せればバンドをやっていて本望だろうなぁ。




NOTHING BUT THE BLUES

2014年07月26日 11時56分41秒 | ブログ
Herb_ellis数年前に亡くなったH・エリスが1957年に録音した作品。タイトル通り、全編ブルースというのは彼らしい。この頃はまだO・ピーターソン・トリオのメンバーだったような気がします。ベースに盟友R・ブラウンを迎えたことも大きいですが、私の場合はやはりS・ゲッツの参加ですね。「Soft Winds」のようなミディアム・テンポのナンバーで本領発揮です。暑い日は、クーラーの効いた部屋でビール飲みながらこんなアルバム、良いですね。




RAH

2014年07月21日 16時33分06秒 | ブログ
P1010299M・マーフィーのリヴァーサイド盤。61年の録音で、全編センスの良いE・ウィルキンスのアレンジと指揮にマーフィーの独特のヴォーカルが快適に乗っています。マーフィーのちょっとフラット気味なところと、ノン・ヴィヴラートなところが昔は気になったのですが、聴きなおしてみると「ま、いいか」という感じです。「マイルストーンズ」や「ツィステッド」など、結構ジャズっぽいプログラムもあって、楽しいアルバム。




【BEST TRACK】 INDIA

2014年07月21日 11時37分44秒 | ブログ
P1010710先週はトレーン忌でした。この連休は何枚かコルトレーンのアルバムを引っぱり出しては聴いています。思えば自分がジャズの世界に引き込まれていったのはこのアルバムの「インディア」がきっかけでした。改めて聴いてみて、ダブルベースによる音の厚みとドルフィーの参加が大きいことを再認識。当時の感動が甦ります。

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YouTube: John Coltrane Sextet at the Village Vanguard - India




BYRD IN THE WIND

2014年07月20日 15時20分20秒 | ブログ
P1010712リヴァーサイドのC・バードで有名なのは「Blues Sonata」です。「Byrd In The Wind」はほとんど知られていないような気がします。「Blues Sonata」のほうが、ややジャズっぽいうえにボサノヴァの香りも強いので印象深いかもしれません。「風の中のバード」のほうは、奥さんがヴォーカルで数曲参加しています。バードのソフトなガットギターによる爽やかなサウンドは耳に心地よく、やはりこの人の音は「ワン・アンド・オンリー」だな、と思いました。




MISSOURI SKY

2014年07月19日 16時57分43秒 | ブログ
P1010711先週、C・ヘイデンの訃報が入ってきました。76歳だそうです。今日は彼の録音を探って聴いています。「フリー・ジャズ/O・コールマン」なんていうのまで聴いちゃいました(笑)。この「ミズーリの空に」を聴いていたら涙が止まらなくなってしまいました。P・メセニーのソロも素晴らしいですが、ヘイデンのベースは美しい。合掌。




CARGO

2014年07月19日 11時28分10秒 | ブログ
P1010670_2MEN AT WORKの二枚目。一枚目と同様、ポップな曲が並びます。シモキタさんの話していた「OVERKILL」はチャートを賑わしました。こういう曲調はこのグループの特徴が最も良く出ます。大ブームとなりましたが、一枚目と二枚目が大きく異なるサウンドではないので長く続かなかったのでしょう。音楽の世界は厳しいですね。しかしこの二枚のアルバムは、オーストラリアのロックを一躍世界に広めた立役者だったと言えるでしょう。




SYMPHONIE ESPAGNOLE

2014年07月19日 10時26分03秒 | ブログ
P1010709今日は朝からL・コーガンのヴァイオリンを2曲。ラロのスペイン交響曲とチャイコフスキー。録音はいずれも60年代で、コーガンの全盛期です。チャイコフスキーは定評のある演奏で、ゆったりとしたテンポの端正な演奏。ラロはスペインの色彩感あふれる曲で、随分昔に聴いたパールマンのライヴが記憶にあります。コーガンはやや地味な印象があり、優等生的なヴァイオリン。音色に独特のの香りを感じさせます。




LE NOZZE DI FIGARO

2014年07月13日 23時13分51秒 | ブログ
P101067568年、ベーム~ベルリン・ドイツ・オペラの「フィガロ」。アルマヴィーヴァ伯爵にディースカウ、伯爵夫人にヤノヴィッツ、フィガロにプライ、スザンナにE・マティスという、これ以上望みようのない配役にベームのタクト。ベームのフィガロは定評がある演目で、もう30年以上前にウィーン国立歌劇場の来日公演は伝説となっています。あの時はスザンナがルチア・ポップでした。この68年の録音は、ベーム全盛期のフィガロ。名盤です。




BUSINESS AS USUAL

2014年07月12日 12時17分49秒 | ブログ
P101070880年代の洋楽全盛期に、オーストラリアから突然現れたバンド。これはそのデビューアルバムです。ここから2曲のナンバーワン・ヒットを放ち、グラミー賞も受賞したほどの大人気でしたが、その後ほとんどヒットもなく解散。しかし、このアルバムは良いです。「Who Can It Be Now?」「Down Under」以外にも、佳曲が多い。結構、現代のPOPにも影響を与えているようなサウンドを、随所に聴くことが出来ます。