NATURAL SOUND

音楽の話を中心に、日々のできごと‥

【N Collection】 I Love Rock & Roll

2017年01月30日 23時19分29秒 | ブログ
このアルバムのタイトルとなっている「I Love Rock 'n' Roll」は全米で1位となりました。私はノーマークでしたが、聴いてみたら聞き覚えがありました。バンド名「ジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツ」も聞き覚えがありましたが、アルバムの記憶はなかった。調べてみたら、この曲カバーなんですね。イギリスの「Arrows」のオリジナルがありました。ジョーン ジェットは、まだ現役だそうです。

【BEST TRACK】 Bei Mir Bist Du Schoen

2017年01月29日 12時50分52秒 | ブログ
Jimmy Rushing - The You And Me That Used To Be - 06 - Bei Mir Bist Du Schoen
レコード棚を整理していると、「あっ、こんなの持ってたっけ?」というレコードに遭遇することがあります。このレコードもその一枚。枚数が多すぎるという理由をタテにして、実は記憶力の衰え‥?さて、アルバムは「ジミー ラッシング・ラスト・アルバム」として1972年に発売されたもの。ラッシングのしわがれた大きな声には当時はあまり魅かれず、J・ウィリアムズの都会的な雰囲気が好きでしたが、良く聴いてみるとそのルーツは同じ。むしろラッシングの強い影響をウィリアムズは受けています。この曲は昔、雪村いづみとかがカバーしていた「素敵なあなた」で、アンドリューシスターズでヒットした古いスタンダード。バックのサックスはA・コーン。シカゴあたりのジャズ・クラブの雰囲気はこんな感じでしょうか。良き時代を感じさせる楽しいレコードです。

【BEST TRACK】 I Cried for You

2017年01月29日 11時24分55秒 | ブログ
Zoot Sims - I Cried for You
「DOWN HOME」はズート シムズのアルバムの中でも屈指の作だと思います。少しだけリズムが走り気味なのは気になりますが、ピアノのD・マッケナ、ドラムスはなんとD・リッチモンドというメンバーも魅力。リッチモンドのスネアとハイハットの絶妙な組み合わせは、ミンガスサウンドと違うリラックスした雰囲気にも合います。とても良くスイングするワンホーン・アルバム。このトラックはビリー ホリディの名唱で知られるもので、お酒でも飲みながらクラブなどで聴いたらサイコーでしょう。

Mozart sonata in C K.545 2nd mov,

2017年01月28日 19時56分49秒 | ブログ
モーツァルトのピアノ・ソナタの中で、このK545の第二楽章が私は特別に好きです。ピアノの初心者のためのような曲がどうしてこのようなシンプルで美しくなるのか、モーツァルトの偉大さを感じます。しかしこの曲は、初心者でも弾けますが、なかなか聴かせるのは難しい。写真のジャケットはラローチャの二回目の録音で私の愛聴盤ですが、最近は内田光子のCDも良く聴きます。YouTUBEでラローチャを探したのですが見つからず、内田光子のライヴがありました。素晴らしい。胸がいっぱいになります。

【BEST TRACK】 Love For Sale

2017年01月28日 14時17分51秒 | ブログ
Charlie Parker - Cole Porter Songbook - B5 - Love For Sale
チャーリー パーカーの亡くなったのは1955年の3月12日です。彼のラスト・レコーディングはその前の年の12月、彼のクインテットによるもので「Charlie Parker Plays Cole Porter」というレコードですが、実はこの12月に録音されたものは「Love For Sale」「I Love Paris」2曲だけです。この2曲だけがラスト・レコーディングとなるわけです。
ところで、私の持っているパーカーのラストレコーディングには先ほどの2曲はもちろん入っているのですが、「Plays Cole Porter」とは曲が異なっています。よく見ると、ジャケットも‥?
↓左が小生所有盤


La Boheme from Torre del Lago

2017年01月28日 13時35分30秒 | ブログ
イタリアのトスカーナで開かれるプッチーニ音楽祭は、今年でもう60回目だそうです。2014年の「ボエーム」を見ました。プッチーニのオペラの中では好きな作品。ミミはダニエラ デッシー、ロドルフォはファビオ アルミリアート。この二人は実生活でも夫婦ということで、息が合っていますね。ダニエラ デッシーは昨年の夏に亡くなりました。この映像は死の2年前ということになります。そんなことを知ってしまうと、第三幕なんか見ていられませんね。歌手もオケも指揮もイタリア人によるプッチーニはやはり「本場モノ」という感じです。

Dark Magus - Wili (PART 1)

2017年01月04日 19時42分59秒 | ブログ
Miles Davis - Dark Magus - Wili (PART 1)
朝からマイルスを聴いて「やっぱいいわ‥」と思っていたのですが、午後三浦半島までドライブしながら「Dark Magus」聴いていたら、引退前のマイルスの凄かったこと!カムバック後が悪いとかいうことではなくて、70年代初頭はちょっと次元が違うところにマイルスのバンドはいましたね。マイルスのピークのひとつでしょう。

【BEST TRACK】 Blues For Nica

2017年01月04日 11時07分28秒 | ブログ
Kenny Drew Trio - Blues For Nica
K・ドリューは70年代からヨーロッパを本拠にするようになり、その頃からちょっとした売れっ子になりました。彼の魅力はパウエル派の中では明るい雰囲気を持っていて、ピアノのタッチがとてもクリーンだということかな。それだけに飽きがくるのは否めないのですが、こうやって久しぶりに聴いてみると「やっぱりいいな」となりますね。この1956年のリバーサイド盤はトリオのバランスも良く、優れた演奏がいっぱいです。A面冒頭の「CARAVAN」は彼のリズム感の良さが表れた名演ですが、今回はB面三曲目の隠れた名演。この「Blues For Nica」という曲はドリューのオリジナル。「ニカ」はもちろん、あのニカ夫人です。

【BEST TRACK】 If You Could See Me Now

2017年01月04日 10時22分33秒 | ブログ
If You Could See Me Now
S・スティットのルースト盤「ペン・オブ・クインシー」は、彼のアルバム中最も世に知られる傑作です。タイトルからもわかるようにアレンジはQ・ジョーンズ。イマジネーション豊かで美しいスティットのアルトが堪能できる「If You Could See Me Now」をベスト・トラックとしましたが、どのトラックも素晴らしい。