このアルバムのタイトルとなっている「I Love Rock 'n' Roll」は全米で1位となりました。私はノーマークでしたが、聴いてみたら聞き覚えがありました。バンド名「ジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツ」も聞き覚えがありましたが、アルバムの記憶はなかった。調べてみたら、この曲カバーなんですね。イギリスの「Arrows」のオリジナルがありました。ジョーン ジェットは、まだ現役だそうです。
Charlie Parker - Cole Porter Songbook - B5 - Love For Sale
チャーリー パーカーの亡くなったのは1955年の3月12日です。彼のラスト・レコーディングはその前の年の12月、彼のクインテットによるもので「Charlie Parker Plays Cole Porter」というレコードですが、実はこの12月に録音されたものは「Love For Sale」「I Love Paris」2曲だけです。この2曲だけがラスト・レコーディングとなるわけです。
ところで、私の持っているパーカーのラストレコーディングには先ほどの2曲はもちろん入っているのですが、「Plays Cole Porter」とは曲が異なっています。よく見ると、ジャケットも‥?
↓左が小生所有盤
K・ドリューは70年代からヨーロッパを本拠にするようになり、その頃からちょっとした売れっ子になりました。彼の魅力はパウエル派の中では明るい雰囲気を持っていて、ピアノのタッチがとてもクリーンだということかな。それだけに飽きがくるのは否めないのですが、こうやって久しぶりに聴いてみると「やっぱりいいな」となりますね。この1956年のリバーサイド盤はトリオのバランスも良く、優れた演奏がいっぱいです。A面冒頭の「CARAVAN」は彼のリズム感の良さが表れた名演ですが、今回はB面三曲目の隠れた名演。この「Blues For Nica」という曲はドリューのオリジナル。「ニカ」はもちろん、あのニカ夫人です。
S・スティットのルースト盤「ペン・オブ・クインシー」は、彼のアルバム中最も世に知られる傑作です。タイトルからもわかるようにアレンジはQ・ジョーンズ。イマジネーション豊かで美しいスティットのアルトが堪能できる「If You Could See Me Now」をベスト・トラックとしましたが、どのトラックも素晴らしい。