HAMPTON HAWES TRIO VOL.1 2011年01月31日 20時47分47秒 | ブログ 昔から疑問に思っていたのですが、このジャケットデザインはどういう意味なんでしょう?チャップリンのようなヒゲの男(もちろんホーズ自身)が、一本橋の上で遊んでいるような‥。タイトル文字や一本橋(?)は毛筆で描かれていて、日本にいた頃の何かしらのイメージなんでしょうか?ご存じの方は教えてください。作品については特に言うこともありません。文句なしの傑作というのはこういう作品のことですね。
hase-dera 2011年01月30日 19時52分01秒 | ブログ 穏やかな朝だったので長谷寺に梅を見に行きました。まだ満開ではありませんでしたが、結構花開いていてメジロが枝に来ていました。 お昼は「はま善」で「いわしづくし御膳」。これで1500円はコストパフォーマンス抜群でした。
ECHO PARK 2011年01月29日 21時51分33秒 | ブログ M・コナリーの傑作。私好みの作品です。決して仰天の結末ではないけれど仕事さぼって喫茶店に行きたくなるほど面白い。その読ませる手腕は見事です。(パトリックとケンジーの舞台はボストンで話もボストンらしいように)ボッシュの舞台はロスで、物語もロスらしい。女性刑事キズ、そしてレイチェルが魅力的。もうひとつ出てくるジャズ音楽ネタもそそります。今回はコルトレーンとモンクのカーネギー・ホールの話が出てきます(09年5月20日のブログご参照)。
BENNIE GREEN 2011年01月27日 22時19分59秒 | ブログ 昨日ちょっと触れたB・グリーン(ちなみにピアノの人は「Benny」)のわりと知られたリーダー作品がこれです。タイムというマイナー・レーベルの希少性とピアノがS・クラークということでその名を残しています。個人的にはそれほどの傑作ではないと思いますが(コンガが入ってるし‥)やはりクラークのプレイは気になります。でもどうして「クール・ストラッティン」の曲が二曲も入ってるんだろう。
CHARLIE VENTURA IN CONCERT 2011年01月26日 23時23分17秒 | ブログ 今まで聴いたことがなかった評判の高いレコードを、i-Tunesで見つけることが最近では時々あります。これもそんな一枚。アナログ・レコードにこだわらなければありがたい時代です。評判通りのエキサイティングかつ楽しい傑作!J&Rのスキャット・ヴォーカルも彼ら自身の作品よりずっと楽器的で面白く、サイドのB・グリーン(ピアノではなくトロンボーンの方です)がとても端正なソロを聴かせてくれます。お買い得の900円です。
ALL NIGHT LONG 2011年01月24日 22時14分53秒 | ブログ プレスティッジの名高いブローイングセッションで、「オール三部作」のひとつ。56年というハード・バップ全盛期ですから一流どころが集まればさすがに時代の気分が横溢した楽しいセッションが生まれます。タイトル曲のルーズな始まり方も魅力的ですが、それに続くK・バレルの素晴らしいこと!もう一つD・ワトキンスのベースも特筆モノです。ただ全編通して聴くと、ほぼ同じテンポの演奏が続くのでちょっと飽きる。このへんがこの企画の弱いところかな。
OUT FRONT 2011年01月23日 23時45分23秒 | ブログ 77年、キャンディド・レーベルの再発でようやく手に入ったアルバム。すべての曲がB・リトルのオリジナル作品であること、そしてもう一つの注目ポイントはドルフィーの参加。ファイヴ・スポットの三ヶ月前の録音ですから興味深いですね。ドラムスはローチ。ね。いかにもリトルの過渡期らしいメンバー構成です。リトルは全編にわたって。実に見事なプレイを聴かせてくれます。
LIBERATION MUSIC ORCHESTRA 2011年01月22日 23時51分11秒 | ブログ 音楽は時代と切り離せないものですが、このアルバムも当時の雰囲気を色濃く反映しています。SJ誌では69年度の「ジャズ・ディスク大賞」を受賞。C・ヘイデンがリーダーですが、C・ブレイ(かなり凝ったことをやっています)との共作と言っても良いかも‥。アルバムとしては、あまり時代に密着しているせいなのか、今聴くと「金賞?」という感じですが、D・チェリー、G・バルビエリなど、どのプレイヤーも良い音を出しています。
THE PRISONER 2011年01月20日 23時29分53秒 | ブログ ジャケットのハービーのヘアスタイルが泣かせます。あの頃(69年)黒人のミュージシャンの多くはこんな髪型してました。最初ジャズ喫茶で聴いたときはアコースティック・ピアノでしたがかなりファンクな感じがあったので「あれっ?」っていう感じ。もっともこの後彼は大きく変化していくわけですが‥。J・ヘンダーソン、H・ロウズといった当時の一流どころが参加した美しいアルバムです。
CITY OF THIEVES 2011年01月19日 17時50分25秒 | ブログ いやーめちゃ面白かったですよ。「抜群!」と言わせていただきます。荒唐無稽ではありますがわかりにくくないですね。登場人物もシンプル。それでいてこれだけのストーリーが書けるんだなぁ。感心しました。主人公二人のきわどい会話は、日本語の限界かな。「このミス」のランキングで3位ですか。「これはミステリか?」という疑問はありますが、非常に優れたエンターティメント小説。とにかく面白い!オススメです。