NATURAL SOUND

音楽の話を中心に、日々のできごと‥

KORN

2010年01月31日 21時28分56秒 | ブログ
Kornこの間若者たちのライヴに出かけた時に思ったのですが、響き渡る重低音、連続する不協和音‥といったへヴィなロックを聴いていると、ホンマに楽しいの?と思うような演奏に当たることがあります。このアルバムは4小節や8小節のフレーズを作って繋げているだけのように聴こえます。ただ、このJ・デイヴィスというヴォーカルは力があります。音楽としては何かキチンと解決しないものがあるのですが、このヴォーカルだと仕方ないか‥という気もしました。




梅は咲いたか?

2010年01月30日 22時26分27秒 | ブログ
Photo朝から良い天気だったので、午後から街に出ました。観光客も結構多く、本覚寺では紅梅がもう満開。近くに寄るとほのかな香りがしました。


Photo_2妙本寺の白梅はまだ蕾でした。でも「もうすぐ咲くだよ」と言っているようです。(どちらの写真もクリックで拡大できます)




DINNER MUSIC

2010年01月29日 23時15分06秒 | ブログ
Dinner_music録音は76年。当時全盛のスタッフのメンバーにM・マントラー、R・ラッドらが加わり、束ねるのはC・ブレイということで、まぁ相当に理が勝っているのでは‥と想像してしまいます。曲は全曲カーラのオリジナルでどの曲にも確かにちょっぴり仕掛けはありますが、曲のヴァラエティもサウンドも実に多彩。メンバーはさすがの実力者だけあって、抜群に楽しいアルバムに仕上がっています。R・ティーとS・ガッドが特に印象に残りました。一曲だけですがカーラの歌もあります。




BLUE TRAIN

2010年01月28日 22時22分31秒 | ブログ
Bluetrainアルバムタイトル曲がやはり抜群の出来です。コルトレーンのブルーノートでのリーダー作は確かこれしかないはず。1957年はマイルス・クインテットのマラソン・セッションの翌年。飛躍的に実力を高めた時期で、まだ10年後のトレーンは見えていませんが「GIANT STEPS」はもうすぐそこ、という演奏ですね。風格さえ感じます。改めて聴いてみてL・モーガンのプレイにも圧倒されました。それからK・ドリューも見事!




BLUE TRAIN SENBEI

2010年01月27日 14時32分38秒 | ブログ
Dsc_0461_edited1会社に来たお客さんにお土産でいただきました。愛知県は「桂新堂」というお菓子屋さんの「ブルートレインせんべい(正式名称ではありません。私が勝手に命名)」。古い鉄道ファンには喜ばれるでしょうね。私は「鉄っちゃん」ではありませんが、鉄道は大好き。実際にこの中にもある「あかつき」には乗ったことがあります。貧乏学生の時代には「ブルートレイン」はあこがれでしたね。これで明日のアルバムはもう決定です。




THE COMPLETE CAPITOL RECORDINGS

2010年01月26日 21時48分23秒 | ブログ
Art_tatumA・テイタムを聴いていて感じるのは「意外とモダン」ということですね。ソロ・ピアノというのは、あまり古くならないような気がします。テイタムはこれ以前のデッカ時代に定評がありますが、キャピトル時代というのはあまり語られていないようです。驚いたのは「Sweet Lorraine」とか聴いているとB・パウエルのソロが良く似ていること。これは発見でした。え?そうでもない?後半はベースにS・スチュワートが出てきたので、聴いていません。




REUNION

2010年01月25日 22時02分41秒 | ブログ
Mel M・トーメとM・ペイチのデクテット、28年ぶりのリユニオン・セッションです。録音されたのは88年。当時M・トーメは63歳。若い頃の艶やかな声はやや衰えがみられるものの、そのジャズ・スピリットは健在です。ペイチとの息もピッタリでブランクを感じさせません。「トロリーソング」から「時間通りに教会へ」といったメドレーは熟練のワザ。「星に願いを」のようなバラードも聴かせてくれますね。ハイセンスなジャズ・ヴォーカルが楽しめます。




CLARINET CONCERTO K622

2010年01月24日 21時28分52秒 | ブログ
PhotoK番号からもわかるように最晩年の作品。モーツァルトの作品群の中では最上位にランクされる傑作です。それだけにどの演奏を聴いても感動できますが、このD・シフリンの演奏は屈指の名演。モーツァルトの指示による「Extended Range Clarinet」の低音域と、弦とかさなるレンジの響きが素晴らしく新鮮。そういえば数年前に来日したS・マイヤーとN響のバセット・クラリネットによる演奏も凄かったなぁ。ちなみにカプリングのクラリネット五重奏曲も超名演です。




BRILLIANT CORNERS

2010年01月23日 20時36分10秒 | ブログ
Monkちょっと前に、あるジャズ喫茶でこのA面がかかりました。「おー久しぶりだなぁ」なんて聴いていたら、2曲目が終わり、B面の「PANNONICA」が始まりました。あれ?さらに3曲目が終わったら次のアルバムに変わりました。またまたあれ?要するにアルバイトのおねーさんはもうアナログの感覚ないんだな。「CDは半分聴いたら次ね。」という指示は受けているんだろうけど‥。言う事なしの傑作ですが、このメンバーだからこそできたというところもあるんじゃないかな、と思いますね。




JACKIE McLEAN QUINTET

2010年01月22日 23時09分10秒 | ブログ
Jm「アドリブ」から「ジュビリー」へと超マイナーレーベルを転々とし、LP時代は抜群の希少価値を持っていたアルバム。J・マクリーンとD・バードは、このひと月半前に「カフェ・ボヘミアのG・ウォーリントン」で共演。これも「プログレッシヴ」というマイナーレーベル。この頃若いハードバッパーの熱い演奏を記録していたのはマイナーレーベルだったのです。弱冠22歳のマクリーンはパーカーの影響を感じさせますが、ビターなサウンドはもう彼のもの。M・ウォルドロンが良いですね。