NATURAL SOUND

音楽の話を中心に、日々のできごと‥

【N Collection】 VOX HUMANA

2016年07月30日 18時23分04秒 | ブログ
K・ロギンスのフットルース後のアルバムで、今聴くとシンセ臭が古い感じがします。もっとも当時は最先端のサウンドですから、時代というのは恐ろしい。タイトル曲が「フットルース」の二番煎じだとかいろいろ意見がありますが、アルバムの出来は上の部だと思います。全体を通してとてもPOPだし、サウンドは楽しめる。タイトル曲「VOX HUMANA」のミュージックビデオをリンクしておきます。

【BEST TRACK】 Look To The Rainbow

2016年07月30日 17時30分36秒 | ブログ
Astrud Gilberto - Look To The Raimbow
A・ジルベルトのボサノヴァ・アルバムは何枚あるか知りませんが、「 Look To The Rainbow」は、G・エヴァンスがアレンジを担当していることもあってボサノヴァのアルバムとは言いにくい作品。曲も「シェルブールの雨傘」とか当時の流行歌が多いですね。彼女の歌は雰囲気で、サイドのA・コーンやK・バレル、J・コールズといった錚々たるメンバーのサポートで楽しめます。このタイトル曲は「フィニアンの虹」のテーマソングで、映画公開当時に弘田三枝子が歌っていたのですが、YouTUBEでは見つかりませんでした。
↓ちなみに私の聴いているアルバムのジャケットはこれです。


SINFONIA CONCERTANTE K.364

2016年07月24日 23時48分31秒 | ブログ
モーツァルトの600を超える作品群の中で、一番好きな曲を選ぶのは困難。でもこのK.364は、私の中ではかなり上位に入ります。大好きな曲です。昨年のルツェルン音楽祭での、ラトル~ベルリンと樫本大進のヴァイオリン、 アミハイ・グロシュのヴィオラによるこの曲、いやぁ、素晴らしい演奏でした。ヴィオラのアミハイ・グロシュ、豊かな音で聴かせます。この曲は、先日亡くなったアーノンクール~ウィーンフィルにクレーメル/カシュカシュアンのCDで普段聴いていたのですが、今回のライヴの方がオーソドックスな演奏なんでしょうね。
↓ちなみにジャケットはこちら。ラトル~ベルリンの演奏はさすがに映像のアップは見つかりませんでした。

【N Collection】 Living In A Fantasy

2016年07月24日 23時12分21秒 | ブログ
1980年代は、洋楽の大きなブームが来ていました。当時この人は私はノーチェック。シングルで大ヒットしたタイトルチューン「Living In A Fantasy」もそれほど心が動きませんでした。正直なところ‥。今回アタマからこのアルバムを聴いて、なかなかのサウンドづくりに感心しました。たった4人でこの音。結構楽しかった。そんな中から「Where Did We Go Wrong」は如何ですか?

BRAHMS VIOLIN CONCERTO

2016年07月18日 22時38分10秒 | ブログ
気になり始めるとどうしても聴かないと気が済まないので、またまたジョコンダ デ ヴィートを購入。ブラームスのコンチェルトは三枚あるそうですが、最も定評の高いフリッチャイ盤です。こういう弾き方をする人だということは予習済みでしたが、こういう弾き方だからこそ聞こえていなかったディテールが浮かび上がって、素晴らしい体験でした。次は同じくブラームスのソナタを物色中です。

【BEST TRACK】 I'll Never Smile Again

2016年07月17日 13時01分41秒 | ブログ
Billie Holiday - Last Recordings - 11 - I'll Never Smile Again
B・ホリディの57回忌。彼女の「Last Recording」というアルバムは、昔はなかなか手に入れにくかった。この前に「Lady In Satin」というアルバムがあって、これが結構ヒットしたので、柳の下を狙って制作したのでしょう。晩年ボロボロだった声ですが、ウタのチカラは流石です。この「I'll Never Smile Again」という曲は、アルバムが入手できなかった頃にラジオで聴いて心を打たれたもの。

【BEST TRACK】 DEAR LORD

2016年07月16日 22時57分36秒 | ブログ
John Coltrane Quartet - Dear Lord
トレーン忌。亡くなって来年で半世紀です。死後発表されたこのアルバム。「Dear Lord」だけが、別の日の録音。そして、このトラックだけがドラムスR・ヘインズです。エルヴィンが嫌気がさしていたのとほぼ同じ時期(正確には「アセンション」のちょっと前)の録音ということで、ヘインズの参加は興味深いところ。昔、ヘインズとエルヴィンを比較して、エルヴィンの疾走感の方に魅力を感じていましたが、この「Dear Lord」のヘインズを聴くと、やはり彼は素晴らしいドラマーです。

【BEST TRACK】 WHEN I LOOK IN YOUR EYES / WES MONTGOMERY

2016年07月03日 12時28分30秒 | ブログ
WHEN I LOOK IN YOUR EYES / WES MONTGOMERY
D・セベスキ―と組んでヴァーヴから発表した「夢のカリフォルニア」が好評だったのか、W・モンゴメリーはその後A&Mから3枚のいわゆる「イージー・リスニング」シリーズを発表します。その三枚のうちで一番知られていないのは「Down Here On The Ground」でしょう。その知られざるアルバムに入っているのが「WHEN I LOOK IN YOUR EYES」です。私はこのトラックが大好き。いつ聴いても心に沁みるなぁ。翌年の「ROAD SONG」がウエスのラスト・レコーディングとなってしまいました。コマーシャルだとかいう意見もありますが、ウエスのプレイはもとより、D・セベスキ―のアレンジには聴くべきものがありますね。亡くなる前にウエスは大成功して良かったな、と思います。
↓ちなみにオリジナル・ジャケットはこちら

EQUINOX

2016年07月03日 10時48分36秒 | ブログ
今日も暑いですね。「夏だ!ボサノヴァだ!」。このアルバムはセルメン(懐かしい)の二番目のアルバム。代表曲は「コンスタント・レイン」ですね。B面にはジョビンの「波」などが取り上げられていて、一枚目よりブラジル色が強い印象です。アルバムでは一枚目が有名ですが、こちらの方が出来は良いと私は感じています。三枚目以降はややブラジル色が薄れて、ビートルズのカヴァーとかにも挑戦して(ラニ ホール懐かしい)ヒット曲は増えていきます。バンド的には大成功ですね。私はこの2枚目以降は持っていません。