NATURAL SOUND

音楽の話を中心に、日々のできごと‥

STRING QUARTETS / Bartok

2016年03月27日 22時26分53秒 | ブログ
バルトークの弦楽四重奏曲は全部で6曲あります。彼の作品は実に多岐にわたっていますが、弦楽四重奏曲はその頂点に立つもの。若いころジュリアードの演奏を聴いてえらく感動したものですがそう頻繁に聴く曲ではないので、しばらくご無沙汰していました。さて、このABQの演奏は凄い。ちょっと今後これ以上の演奏を聴くことはなさそう‥。バルトークの音楽だから生まれる演奏、こういう演奏だからこそ浮かび上がる音楽の実像‥。本当にやめられない世界ですね。87年にレコードアカデミー賞を受賞。

【BEST TRACK】 THE St.VITUS DANCE

2016年03月26日 15時50分03秒 | ブログ
HORACE SILVER, The St. Vitus Dance
ブルーノート後期のシルヴァーの傑作です。4000番台を代表すると言っても良いくらいで、個人的にはシルヴァーのアルバムの中では上位に入ります。トリオとクインテットの演奏があり、もっとも有名なトラックは「Sister Sadie」だと思いますが、ここで取り上げたのはトリオ演奏。シルヴァーのスタイルが良く現れたトラックです。ジャケットも良いですね。

【BEST TRACK】 I GET A KICK OUT OF YOU

2016年03月13日 19時45分06秒 | ブログ
"I get a kick out of you" - Frank Sinatra
今日は久里浜までドライヴ。その昔「シナトラ傑作集」という名前で発売されていたレコードをCD化して車の中で聴いていたのですが、やはりこれ名盤だなぁ。今更ですが‥。どの歌も完璧だし、N・リドルのバックも絶妙。どれを選ぼうかと迷った結果、バースから聴き惚れてしまうこの曲にしました。「I get a kick out of you」はC・ポーターの作曲で、古いジャズファンなら知らない人はない有名な曲です。やはり彼はキャピトルの頃が良かったな。ちなみにレコードのジャケットはコレ↓

【BEST TRACK】 CONFIRMATION

2016年03月12日 09時35分54秒 | ブログ
Dexter Gordon - Confirmation
怒涛の忙しさだった先週。イベントも取材も無事終わり、今日は家でのんびりしています。ちょっとリラックスムードに、D・ゴードンの代表的なワンホーン・アルバム。レーベルはベツレヘムです。70年代に帰米してからの活躍が目立ったゴードンは、活動期間も長く、今風に言えば「レジェンド」でしょうか。本作は50年代の代表作で、文句なしの傑作。ジャケットも良い。バックも素晴らしく、特にピアノのK・ドリューは目立ちます。どのトラックも良いのですが、ここでは「CONFIRMATION」を選んでみました。ちなみにこのアルバムを紹介しているYouTubeでは一部トラック名が間違っていますから注意しましょう。

【N Collection】 LIVE FROM EARTH

2016年03月06日 23時25分19秒 | ブログ
スタジオ・レコーディングでは味わえないP・ベネターのパフォーマンス。「この人凄い」と実感させてくれたレコードです。バックの演奏もハイレベルで素晴らしい。私には4人しかいないように見えますが‥(笑)。このライヴは全部「YouTube」で見られます。1曲だけ「I Want You」をリンクしておきます。ベネターは1953年の1月生まれ。私の1カ月お姉さんです。まだまだ元気で活躍中らしい。そんなわけでこのレコードは「保存盤」とさせていただきます。

【BEST TRACK】 Woody'n You

2016年03月06日 18時20分46秒 | ブログ
Clifford Brown - Live at the Bee Hive (1-2) - Woody'n You
ブラウン~ローチの素晴らしさはいろいろなところで語られていますが、熱狂的ファンって意外と少ない感じです。その理由は彼らの残したスタジオ録音がかなり緻密に計算されていて、感覚的なところに訴える部分が少ないからじゃないかしら?なんて日ごろ思っているのですが、このシカゴでの発掘されたライヴは、彼らの魅力をあますところなく伝えてくれます。音の悪さを超えて圧倒的なブラウンとローチのパフォーマンスを堪能できるレコード。LPで二枚組で、この「Woody'n You」はブラウンのソロでカットされています。もう一曲「HOT HOUSE」もリンクしておきました。ブラウン~ローチは50年代最強のコンビでした。
↓発売当初のジャケットはこれ

【BEST TRACK】 Tonight

2016年03月05日 23時24分14秒 | ブログ
Tonight - Oscar Peterson Trio
O・ピーターソンは膨大な録音がありますし、どのレコードも出来が良い。とはいえ、彼の最高のプレイは、やはり「THE TRIO」のものでしょうね。この「WEST SIDE STORY」は長年の愛聴盤で飽きないです。ここでは「TONIGHT」を取り上げましたが「SOMEWHERE」も名演。ちなみにYouTubeを見ていたら、ほぼ同じフォーマットで演奏されている「Tonight」のライヴ映像を見つけました。ちなみにオリジナルジャケットはこちら↓。