NATURAL SOUND

音楽の話を中心に、日々のできごと‥

NOW HE SINGS , NOW HE SOBS

2009年06月30日 14時13分01秒 | ブログ
Coreaジャケットの右隅がカットされたレコードで、当時の輸入盤にはよく見られました。理由は教えてもらったような気がしますが、忘れてしまいました。ご存じの方は教えてください。このアルバムはC・コリアがピアニストの実力を存分に発揮したアコースティックなピアノ・トリオ。ベースのM・ヴィトウス、ドラムスのR・ヘインズが抜群のサポートで、とにかく見事としか言いようのない演奏です。




STUDIO JAZZ PARTY

2009年06月29日 14時19分46秒 | ブログ
StudiojazzpartyJ・グリフィンのちょっと変わったアルバム。スタジオに観客を招いてパーティを開き、そこでライヴを行うというスタイルで録音されたもので、C・ブラウンの「Dinah Jam」みたいですが、もっとずっとリラックスした感じですね。グリフィン以外のメンバーにはあまり著名な人はいませんが、ピアノのN・シモンズという人が魅力的。なんだかワイワイ楽しそうな雰囲気がとても良いです。




UNDERCURRENT

2009年06月28日 23時10分45秒 | ブログ
Undercurrent長いキャリアを持ち、常にレヴェルの高い演奏をしてくれたK・ドリューですが、これはその中でも屈指の傑作です。A面一曲目のタイトル曲は、まさに「これこそハードバップ!」という血沸き肉踊る演奏で、ドリューはもちろんF・ハバードもH・モブレイも素晴らしいプレイを展開しています。ジャケットデザインもなかなかカッコいい、いかにもブルーノートらしいアルバムですね。




GARY BURTON AND KEITH JARRETT

2009年06月27日 18時49分00秒 | ブログ
Gburtonandkjarrettキースは70年にマイルスのグループを抜けてG・バートンのクインテットに参加しますが、これはそのグループの傑作です。アルバムのリーダーはバートンですが、曲はキースがほとんど書いていますね。中でも「MOONCHILD~IN YOUR QUIET PLACE」のG・バートンは素晴らしいです。私はこの曲だけを聴くことも良くあります。




THE BEGINNING AND THE END

2009年06月26日 21時26分15秒 | ブログ
Brownまたこの日がやってきました。C・ブラウンが世を去って53回目の命日ですね。このアルバムに収められた「Walkin’」「Night in Tunisia」「Donna Lee」の三曲がラストレコーディングとされていたため、こういうアルバムタイトルになったわけですが、本当に素晴らしい演奏。特に好きなのは「Walkin’」。また正真正銘のファーストレコーディングでは、「I Come from Jamaica」のブラウニーの立ち上がりに涙してしまいます。

Brown2CDでは「最初と最後のレコーディング云々」という言葉は右下になっていて、何か変なステッカーが右上に貼り付いています。
それにしても、ブラウン忌とM・ジャクソン忌が同じ日とはね。ちなみにコルトレーンとB・ホリデイも同じ日です。




JAZZ LAB

2009年06月25日 23時53分46秒 | ブログ
Photo_2D・バードとG・グライスの双頭バンド「ジャズ・ラブ」は、今ではあまり話題に上りませんね。グループの名前からもわかるようにちょっと知的な狙いがあったのでしょう。アレンジが凝っているし、変わった楽器(チューバとか)を使ったりして面白いのですが、長くは続かなかった。ただ、この頃のバードは絶好調で、「I Remember Clifford」では素晴らしいバラードプレイを聴かせてくれます。




RAY SINGS BASIE SWINGS

2009年06月24日 19時27分51秒 | ブログ
RayC・ベイシーのバックであのR・チャールズが歌う、という「結構見っけもん!」という感じのCDでしたが、基本的にはR・チャールズがメインであまりジャズっぽい雰囲気は感じられませんでした。もっともR・チャールズの歌声は熱く、彼のファンには魅力的なCDだと思います。聴いてから調べたところ、あとからベイシーバンドをのせたテクニカルな録音のようですね。




THE ARTISTRY OF PEPPER

2009年06月23日 19時21分00秒 | ブログ
Pepper56~57年にパシフィック・ジャズに録音された傑作集。ディスコグラフィーによればこの前がT・ブラウンの「Free Wheeling」、後がイントロの「Modern Art」ですから、全盛期ですね。この頃のペッパーはとにかくいろいろなレーベルやセッションに顔を出していて、全部入手するのはなかなか大変です。A面のC・パーキンス名義の4曲がとりわけ素晴らしいですね。




BRIAN WILSON

2009年06月22日 00時27分53秒 | ブログ
JoelBS-hでB・ウィルソンを記念したコンサートというのをやっています(今、これを書いている時点でオンエア中)。日付が変わってしまったのでもう寝ます。ここまででは、B・ジョエルの歌った「Don’t Worry Baby」がとても良かったですね。この後、誰が出るか気にはなりますが‥。




管弦楽組曲

2009年06月20日 11時45分39秒 | ブログ
Bach今日は朝から家にひとりで、天気も穏やかなので、じっくり全曲を通して聴きました。録音は1960年頃ですから、今のような古楽器の演奏が主流の時代ではありませんが、リヒターの演奏は「古式豊か」とでも言いたくなるような響き。個人的には第三番が派手なので好きです。それにしてもこの「アリア」は素晴らしいですね。