NATURAL SOUND

音楽の話を中心に、日々のできごと‥

BEST OF CHOPIN

2018年03月31日 19時30分57秒 | ブログ
サンソン フランソワのショパンについては、好みが分かれるようです。彼のショパンは、私のショパンのイメージにピッタリです。なかなかこういう演奏、今はお目にかかれないような気がします。「ショパンってこうだよ」と言われているような気がします。でも「違う」と言う人も多いようで、たとえばポロネーズ「英雄」を例にとってみるとわかりやすいかもしれません。私、この曲はホロヴィッツの演奏が指標だったのですが、彼のようなグイグイくる感じが、サンソン フランソワにはあまりありません。随分違います。この演奏はそれぞれ両極端のような気がします。どちらも素晴らしいのですが。

Rigoletto

2018年03月17日 10時59分20秒 | ブログ
昨年のオランジュ音楽祭の「リゴレット」。古代の野外劇場なので舞台が大きい。客席では見るのが大変でしょうね。見ものはタイトルロールのレオ ヌッチ。もう70代半ばですが、やはり貫禄です。圧倒的に存在感があります。ジルダのナディーヌ シエラ(写真)は初めて聴きましたが、この人素晴らしいです。かなり大柄なので、リゴレットやマントヴァ公爵と並ぶと、ちょっと‥、という感じが最初あったのですが、歌い始めるとそんなことはすっ飛んでしまうのがオペラの良いところ。まだ28歳、今後注目。オケも素晴らしい。マントヴァ公爵はセルソ アルベロ。この人は日本に来た時に聴きに行きました。もう少し「女ったらし」の感じがあれば、と思いましたが美声です。で、引っぱり出したのがジュリーニ盤。ウチにある全曲盤はこれだけです。このマントヴァ公爵はドミンゴ。「第3面」だけ聴きました。いやいや、さすがに女がらみはドミンゴだな。

好天の鎌倉

2018年03月11日 20時44分26秒 | ブログ
春ですね♪今日は富士山が綺麗だろうなと思って、海岸に出てみましたが、雲が多くて見えず。でも青空は素晴らしく、花粉もまた大量に飛散でした。
ライフセーバーたちの訓練でしょうか。一列になって出動するサーファーのグル―プに遭遇しました。
午後は鎌倉生涯学習センターで、鎌倉の仏像につてのトークイベント。ゲストに「はな」の名前を見つけて、急遽参加。

The King Cole Trio - Little Girl

2018年03月03日 10時37分26秒 | ブログ
The King Cole Trio - Little Girl
ナット コールが世を去ったのは1965年。今は「ナタリーがデュエットしたお父さん」ですが、この頃(1947年)の録音は彼の全盛期で、正直なところ我々くらいの世代が知っているのは「ルート66」くらいからで、「コール トリオ」時代は生まれる前の話。彼の声とヴォーカルの魅力は言うまでもありませんが、そのピアノプレイの素晴らしさを堪能できるのが「VOCAL CLASSIC」というアルバム。キャピトルが何回かの録音をまとめて編集したものです。この「Little Girl」というトラックのピアノ・プレイ、是非聴いてみてください。初期の「In the Biginning」というデッカ盤も入手したいのですが、見つからないですね。
↓ちなみに「VOCAL CLASSIC」のジャケットはこちら