NATURAL SOUND

音楽の話を中心に、日々のできごと‥

PIANO IMPROVISATION VOL.1

2009年08月31日 23時15分07秒 | ブログ
Coreaトータル・サウンドのイメージが強いチックですが、彼のピアノをストレートに楽しむにはこのレコードかな。キースのソロと相前後して、M・ウォルドロンやD・ブランド、R・ブライアントといった人たちが次々とソロ・ピアノのアルバムを発表していた頃です。チックのソロは第2集(同じデザインで文字だけ緑)もあり、どちらもとても美しい演奏ですが、第1集のほうがやや上かな。それもA面。




INVENTIONS & DIMENSIONS

2009年08月29日 11時02分44秒 | ブログ
Hh21963年、H・ハンコックがマイルスグループでヨーロッパツアーに参加、帰国後すぐ録音されたトリオ+コンガによるアルバムです。そんな頃ですから、後の「処女航海」のようなグループ・サウンド志向もまだあまり表に出ておらず、油の乗り切ったハンコックのピアノプレイを聴くことができます。とにかく絶好調!ベースはP・チェンバース。コンガもあまり気になりません(笑)。




THE GREAT JAZZ TRIO AT THE VILLAGE VANGUARD

2009年08月28日 21時15分03秒 | ブログ
Gjtやや酔っていたので書き忘れましたが、昨夜のマサコではこれもかかりました。GJTでは確か最初のレコードだったと思います。これを録音したのは日本のレコード会社です。ジャケット写真のピッチャーは誰なのでしょう。このアルバムではT・ウィリアムスのドラムスが光ります。録音も良く、素晴らしい演奏。B面1曲目の「FAVOURS」がベストトラックかな。




下北沢「マサコ」

2009年08月27日 23時58分07秒 | ブログ
20090827200500030年以上ぶりで、下北沢の「マサコ」にシモキタ氏と行ってきました。来月で56年の歴史に幕を閉じるそうです。店内は30年前とほとんど変わっていません。昭和のまんま!長年通っていたシモキタ氏はとても残念でしょう。次々とかかるアルバムを二人で楽しみました。そういう時間も懐かしかったです。今夜かかったアルバムは「ニーナ・シモン」「フィル・ウッズ」「カル・ジェイダー」「ロリンズのテナー・マッドネス」「アニタ・シングズ・ザ・モスト」「グリニッジヴィレッジのアルバート・アイラー」「ホレス・シルヴァー」‥。こういう選曲ってなかなか個性的ですよね。惜しいなぁ。




LEFT ALONE

2009年08月24日 23時16分30秒 | ブログ
MalM・ウォルドロンの最も有名なアルバムですが、彼のイメージを決定づけたのもこの作品ですね。タイトルチューンのJ・マクリーンのソロに続くマルのソロは実に素晴らしく、そして暗いです。B・ホリディの亡くなった翌年に録音され、全編彼女に捧げられているので、ビリーのイメージを暗くするのに、このアルバムも少し貢献(?)しているかも。




HERE COMES

2009年08月20日 22時19分28秒 | ブログ
Herecomesこの頃、E・ハインズは既に60歳を超えていたのですが、R・デイヴィス、E・ジョーンズという当時まだ30代の二人と録音したこのコンタクト盤はとても優れた演奏です。ジャケット写真を見ると貫禄ですね。エルヴィンもデイヴィスも「まだまだ餓鬼」に見えます。素晴らしくモダンなリズムに乗って、ハインズはとても楽しそう。B面1曲目の「THE STANLEY STEAMER」がベストトラック。




KELLY AT MIDNIGHT

2009年08月19日 22時30分00秒 | ブログ
Midnightジャケットのタイトルですが「MIDNITE」となっています。これスペル違いますよね?ア○ゾンとかで調べても、タイトルは「MIDNIGHT」。何か別の意味なんかないですよね?ずっと気になっています。おおらかなヴィージェイのことだからオッケーですか?彼のリーダー作中では個人的には最も好きなアルバム。ケリーのクリーンなタッチはもちろん、バックの二人も最高。
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GROOVY

2009年08月17日 23時40分37秒 | ブログ
Groovyジャケットが抜群ですね。拡大して見てください。右側のレンガのところには「GO RED GO」と書かれていて、思わずニヤリとさせられます。個人的には、ガーランドの左手の動きはあまり好きではありません。好きな人にはそこが魅力なのでしょう‥。マイルスコンボではあまり目立たないのですがトリオではやや気になります。バランスが良いのは1曲目「C-JAM BLUES」で、これがベストトラックですね。




THE KOLN CONCERT

2009年08月16日 22時09分46秒 | ブログ
Keith久しぶりにケルンPart1を聴きました。我が家にある「ケルン・コンサート」は日本盤(トリオ・レコード)の黄色のECMです。今日は再生装置が格段に違うものだったうえに緑のECMでしたので盤質の違いは良くわかりませんが、素晴らしい音で楽しみました。懐かしくて胸がいっぱいになりましたね。このレコードが出た75年は大学3年生‥。明らかにこの頃のキースは彼のひとつのピークだったと思います。




EVERYBODY DIGS

2009年08月15日 00時15分06秒 | ブログ
EverybodydigsB面の2曲目、「PEACE PIECE」がもし入っていなかったら、このアルバムの価値は大きく変わったでしょうね。上り調子の時期(58年)にあった初期のエヴァンスの魅力が伝わってくるレコードですが、それにしてもこの「PEACE PIECE」1曲の持つ輝きは別格。この曲だけでこのアルバムを購入する価値があります。もちろん他の曲も十分素晴らしいですよ。