NATURAL SOUND

音楽の話を中心に、日々のできごと‥

LUNCH

2010年02月28日 19時09分38秒 | ブログ
28海岸の「あっぷーがる」という北インド料理の店は以前は別の場所にあったそうなのですがその頃は知りませんでした。コックさんはもちろん給仕さんもみなインド人でなかなかイケメン。カレーはとても美味しい!これは「海賊の宝カレー」。左上はタンドリーチキンでナンはチーズナン。これで3000円くらいですが納得の味。




WYNTON KELLY

2010年02月27日 11時47分37秒 | ブログ
27W・ケリーの愛すべき一枚です。A面はK・バレル、P・チェンバース、P・ジョーとのカルテットでB面はドラムレスのトリオ。理由はP・ジョーが遅刻したからだそうですが、どちらかと言えば私はB面が好きです。「ILL WIND」や「DON’T EXPLAIN」は普段あまり聴かれないケリーの側面を見せてくれます。ラストの「YOU CAN’T GET AWAY」ではケリー節全開。「軽騎兵」のメロディを使ったバレルのソロも見事。




DOWN HOME

2010年02月26日 23時39分56秒 | ブログ
Zoot「必聴 !」とかいう雰囲気はあまりないのですがレコードを見つけるとつい手を出してしまう、そんなミュージシャンっていませんか ?私の場合その一人がZ・シムズ。ワンホーンでピアノがD・マッケナとくれば迷うことはありません。ズートは安定したプレイで良く知られたスタンダードをスインギーに吹いてくれます。ドラムスがD・リッチモンドというのも珍しい組み合わせ。ちょっと走るのが玉に瑕。ミンガスと一緒のときはあまり気にならないのですが‥。




WEST OF THE MOON

2010年02月25日 22時32分23秒 | ブログ
24なかなか入手しにくいということで高値を呼んでいたL・ワイリーのアルバムですが、SJ誌とレコード店の新星堂が企画して「オリジナルジャケット」「オリジナルレーベル」で再発したのはもう今から20年近く前のことです。三分前後のスタンダード曲をそれほどフェイクせずにストレートに歌うワイリーのヴォーカルですが、持ち前のハスキーな歌声とR・バーンズのオーケストラによる洒落たアレンジでなかなか聴かせます。




DAYDREAM

2010年02月24日 23時24分43秒 | ブログ
23あまり普段話題にしませんがこの頃のヒノテルは上手かったです。メンバーも凄い。D・リーブマン、J・ファデイス、M・ブレッカー、A・ジャクソン、S・ガッド、菊池雅章‥。バックコーラスにはL・ヴァンデラスのクレジットも見えます。だいたいサウンドは想像できてしまううえに今となってはやや時代を感じさせますが、若きHINOのプレイに思わず顔がほころびます。1980年ニューヨークの録音。




AIDA

2010年02月22日 21時30分26秒 | ブログ
22昨秋のミラノ・スカラ座来日公演をBSで見ました。演目はゼッフィレリ演出の「アイーダ」。ラダメスを演じたヨハン・ボータはポーンと前に出る上に実に甘い歌声で魅力的です。パバロッティを上回る(と思われる)巨漢でしたがアイーダも負けないほどの大女でこれは釣り合いが取れていると妙に納得。オケはさすがに上手くバレンボイムの統率も優れていました。欲を言えばこのオペラの性格上もう少しヴォリュームが欲しいかな、という感じ。また一人で夜更かしをしてしまいました。




MUSIC FROM BIG PINK

2010年02月21日 21時44分25秒 | ブログ
21日曜日の午後は例によってヤマタツ。今日は「バラードでタナツカ」で、最後の曲は「I SHALL BE RELEASED」でした。ザ・バンドのデビューアルバム。この曲はまだ受験生だった頃に良くラジオでかかっていました。「バンドっていうのはディランのバック・バンドということから名前をつけたらしい」というような会話を友達としていました。大学に入ったときに学園祭でこの曲を演奏していたバンドがあって、「みんなこの曲好きなんだなぁ」と感じたことも思い出しました。




IT MIGHT AS WELL BE SPRING

2010年02月20日 22時07分54秒 | ブログ
Ikequebec今日はとても暖かかったので、こんな一枚。ブルーノートのアルバムの中にはあまり雑誌などに出てこないミュージシャンのリーダー作をいくつか発見します。ジャズ喫茶でも滅多に出会わないしちょっと地味だけれど結構魅力的な音色、テクニックも悪くない‥I・ケベックはそんな一人ですね。ケベックには申し訳ないけれど、このアルバムではオルガンのF・ローチが良いですね。ソロはそれほど多くありませんが光っています。




CORONADO:Stories

2010年02月19日 23時19分11秒 | ブログ
19多才な作家ですね。D・ルヘインの短編というのは今までまとまったカタチで発表されておらず(ミステリマガジンなどには載っていたらしいのですが)、短編を書いていることも知りませんでした。それにしてもこの出来栄えは「どうだ!」という感じです。個人的な好みで言えば初期のパトリック&アンジーものが好きです。ミスティック・リバー以降ちょっとやりきれない世界にルヘインは入ってきている感じですね。でも、面白い!全7編中のベストは「UNTIL GWEN」。読んでからタイトルの意味に気づきました。ボーナストラックで入っている「THE NAMES OF THE MISSING」も印象に残ります。