NATURAL SOUND

音楽の話を中心に、日々のできごと‥

LE DERNIER AMOUR D'ARSENE LUPIN

2013年09月22日 20時51分27秒 | ブログ
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ルパン・シリーズは1900年代からおよそ40年にわたって書かれたもので、私が子供向けに翻訳されたものを読んでいた小学生時代は、そんなに古いものではなかったのですね。今回出版されたものはM・ルブランの遺稿で、遺族がずっと保管していたものだそうです。「そうそう、こんな感じ!」のお話で、子供のころ夢中になったイメージが伝わってきました。そんなわけで結構面白く読めましたが、さすがに物語としては古いなぁ。


MAHORO-EKI-MAE-TADA-BENRIKEN

2013年09月16日 21時58分57秒 | ブログ
Photoこの作家さん、「舟を編む」を初めて読んだので次に食指が動かなかったのですが、これは面白かったですね。読んでから知ったのですが映画化されているそうです。舞台の「まほろ市」は、町田市のようです。便利屋を営む多田のところにころがりこむ行天という男の行動や考え方に多田が翻弄されていくお話ですが、ヤバい話もあり、ほろりとさせられる話もあり‥。なかなか展開の読めないストーリーに一気読みでした。




MORE SWINGING SOUNDS

2013年09月15日 16時48分13秒 | ブログ
P1080413ジャケットを見るだけで「あのレーベルであの辺のメンバー」というのがわかるのがコンテンポラリー・レーベルです。この作品は「Swinging Sounds」のシリーズですが裏面を見ると「Play Holman's Quartet,etc」となっています。B面の2曲目がB・ホルマンの「QUARTET」という4つのパートに分かれた組曲?みたいな作品で、S・マンとその仲間たちにすれば、ちょっとチャレンジングなアルバムなのかしらね。メンバーの中ではC・マリアーノが良いですね。R・デュナンの録音は素晴らしく、オーディオ的にも楽しめるアルバム。1956年の録音です。




【BEST TRACK】 FREEDOM JAZZ DANCE

2013年09月14日 22時01分28秒 | ブログ

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YouTube: Miles Davis - Freedom Jazz Dance

67年の「MILES SMILES」に収録されている「FREEDOM JAZZ DANCE」は、マイルスの60年代を代表するトラックのひとつですね。とにかくカッコいい!。私はこの曲、実はマイルスの演奏より先にM・ヴィトウスの方を先に聴いていたような気がします。その演奏もすごくカッコいいのですが、マイルスを聴いてからはこっちばかり‥。この頃のマイルス・クインテットの完成度は言うまでもないのですが、T・ウィリアムスがピカイチ。マイルスとショーターのテーマの、合わせているのかいないのかわからない微妙なズレは計算ずく?アレンジはG・エヴァンス。




【BEST TRACK】 AROUND THE WORLD

2013年09月10日 23時03分34秒 | ブログ

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YouTube: Around The World (Frank Sinatra - with Lyrics)

テレビをつけたら映画「ハッピー・フライト」をやっていて、何気なしに見ていたらエンディングの曲がF・シナトラの「Come Fly With Me」でした。「そういえばそうだった!」と思い出し、今LPを出して聴いています。このアルバムはお馴染みB・メイのアレンジでキャピトルに録音された代表作の一枚。旅にまつわる曲を集めて歌っています。シナトラの声はやはり特別。ここでは、しっとりとしたバラードを一曲選びました。彼の歌声を聴いていると、「そろそろ秋だなぁ‥」なんて思ってしまいますね。




THE QUEST

2013年09月01日 16時58分42秒 | ブログ
P1080410「THE QUEST」のリイシュー盤をアナログでゲットしました。ほぼ新品。このアルバムは1961年の「ファイブスポットのドルフィー&リトル」の数週間前の録音。共通メンバーはM・ウォルドロンとE・ドルフィーの二人だけです。興味深いのはオリジナル盤はマルのリーダー作で、このリイシュー盤はドルフィーのリーダー作のようなジャケットですね。曲はすべてマルのオリジナルです。こうしてみると、ファイブスポットのライヴも、マルの重要性が浮かんできます。それにしてもここでのC・パーシップのドラムス、E・ブラックウェルに激似です。