SONNY ROLLINS PLAYS 2008年11月30日 21時10分31秒 | ブログ A面はロリンズの演奏で、B面はT・ジョーンズの演奏です。1957年のロリンズですから、さすがの演奏をしていますが、グループとしてのまとまりにかけますね。「ヴィレッジ~」で有名な「SONNYMOON FOR TWO」が聴けるのは貴重。もともと「PERIOD」という超マイナー・レーベルに録音されたものですが、CD化されているようですね。
JOHNNY SMITH QUINTET 2008年11月29日 00時46分52秒 | ブログ この人の入手できるアルバムは他にあるのかしら?リリカルで品の良いジャズ・ギターを聴かせてくれます。曲の選び方も趣味がよく、中でもタイトルとなっている「MOONLIGHT IN VERMONT」が出色ですね。三つのセッションが収録されていますが、興味深いのはやはりS・ゲッツの参加したクインテット。脇役のため少ししか吹いていませんが、50年代前半のゲッツらしい音とプレイが楽しめます。
PRESTIGE7150 2008年11月28日 21時27分19秒 | ブログ 最大の聴きものは「THE MAN I LOVE」のモンクのソロが止まって、数秒後に「ここしかない」タイミングと「これしかない」フレーズで、マイルスが吹き始め、そのあと怒涛のように、これまた「ここしかない」タイミングでモンクが弾き始める瞬間。今でもここを聴くと何かざわざわと胸がときめきます。このアルバムはタイトル通り「モダン・ジャズ・ジャイアンツ」たちのドキュメント。M・ジャクソンも彼のベストプレイの一つですね。
WHEN FARMER MET GRYCE 2008年11月27日 22時07分22秒 | ブログ プレスティッジの7000番台を代表するひとつではないでしょうか。一年違いの2日にわたるセッションなので、リズムセクションも2組。H・シルヴァー、P・ヒース、K・クラークの方が際立っています。それにしてもK・クラークは上手い!ファーマーとグライスは例のL・ハンプトンのツアー・メンバーで、息はぴったり。よほどこの二人は仲良しなのでしょう。F・マイルスによるジャケットも良いですね。
BLUES SONATA 2008年11月26日 20時23分23秒 | ブログ C・バードというギタリスト、昔はよく名前を聞いたのですが‥。アナログ盤ではA面がギター・トリオ、B面がギター・カルテットで、ピアノにB・ハリスが加わっています。聴きものはA面のアコースティック・ギターによる演奏。ジャズ・ギターというとエレクトリックのイメージが強いので、こういう独特なサウンドも新鮮です。ベースのK・ベッツは、D・ワシントンのバックにいた人だと思いますが、アコースティック・ギターによく合っていますね。
MISTERIOSO 2008年11月25日 19時31分54秒 | ブログ 58年ファイヴ・スポットでのライヴ。モンクはソロが最も良いという説もありますが、カルテットでのモンクはバランスが良いように感じます。これはそんなモンクのカルテットでの屈指の演奏です。最初にFMで標題曲を一曲だけ聴いたことがあって、その一回だけで不思議なメロディが頭に叩き込まれてしまいました。モンク自身も充実していますが、J・グリフィンが素晴らしい。
ESSENCE 2008年11月24日 20時41分26秒 | ブログ やや甘口のドイツワインです。リースリングらしい蜜のような独特の香りが印象的。今日はもうだいぶ寒くなってきたので、あまり冷やさずに室温で、「おでん」を食べながら味わいました。
GENJI-YAMA 2008年11月23日 23時45分42秒 | ブログ 今日はとても良い天気だったので、犬と一緒に山に登ったら、これが大正解!ピークでした。青空に映えた銀杏や楓はとても美しく、富士山もおまけに見えて大満足。来週は別の山に行ってみようと思っています。
DUKE ELLINGTON & JOHN COLTRANE 2008年11月22日 22時31分19秒 | ブログ バラード三部作の中では、個人的にはこれが最も好きです。ミディアムテンポのものも数曲ありますが、バラードからミディアムにテンポがアップすると、フレーズが急速調のトレーンに近づいてくるのがわかって面白いですね。「スケールからはずれたことはやっていない」という彼の言葉、なるほどです。エリントンの曲が多いですが、トレーンの作った「BIG NICK」が良いですね。
FROM SPIRITUALS TO SWING 2008年11月20日 21時59分39秒 | ブログ 今ではこういうレコードを聴く人もあまりいないでしょうね。歴史的名盤ですが、私にはC・クリスチャンや全盛期のL・ヤングの参加が最大の価値。しかもこの二人の共演まであります。当時の超一流メンバーの演奏ばかりですから、傑作揃い。スタイルは新しくなくても優れた演奏は感動できますね。こういうメンバーの中でモダンなクリスチャンは際立ちます。ベイシーやグッドマンのグループのほか、J・ターナーやゴールデン・ゲイト・カルテット、J・P・ジョンソンといった録音も貴重。