BRANDENBURGISCHE KONZERTE Nr.1~6

ブランデンブルグ協奏曲、最初に聴いたのは当時（学生時代）名盤とされていたミュンヒンガー～シュトゥットガルト室内管弦楽団でしたが、全曲盤を通して聴いたせいか全貌がつかみきれず、若造の耳にはよくわからず仕舞。その後、かのリヒター盤の重厚な演奏を経て、このレオンハルト盤に至っています。何といっても錚々たるピリオド楽器の豪華メンバー！レオンハルトを筆頭に、クイケン兄弟、A ビルスマ、L ファンダール、ブリュッヘン…。こんなメンバーの演奏はもう望めません。御多分に漏れずいつもは３番と５番くらいしか聴かないのですが、通して聴いてみると、それぞれの楽器の聴かせどころなどもよくわかるものです。名手たちの明るく澄み切ったアンサンブルに拍手でした。ちなみに今人気のゲーベル盤ですが、ちょっと私はテンポについていけず😢やはり年でしょうか…。

LOVE CRY

アイラ―の音楽を聴いていると「フリージャズってこういう音楽なんだなぁ」と強く感じます。自由にやることの難しさをなんなくクリアしているというか…「JAZZってこういうもんだろう」って言っているような…。何かうまく言えないけれども、わかりますかね。そしてこの激しい演奏と異様ともいえる音色から伝わる暖かさや哀愁もアイラ―の魅力。このアルバムは1967～68年、インパルスでの録音。32歳でした。彼だけの持つ世界が繰り広げられていますが、アイラ―のレコードの中では比較的親しみやすいかもしれません。

PARADE~SEIKO MATSUDA

武道館公演の２日目に行ってきました。大盛況！さすがの動員力です。久しぶりの大音量LIVE！しかも“声援OK”。大盛り上がりの２時間半。すごいな、と思ったのはアコースティック“風”ライヴコーナーのアンコールです。アリーナのファンが聴きたい曲をパネル？に書いて掲げる（声援できない頃に始まったスタイルらしい）のですが、順番に次々に１～２フレーズ歌っていくのです。伴奏なしで。やはりこの人は上手いな。PAにはやや不満がありましたが、バンドもやはり上手かったですね。