NATURAL SOUND

音楽の話を中心に、日々のできごと‥

【BEST TRACK】 CHICAGO

2016年02月27日 23時40分27秒 | ブログ
Judy Garland - Chicago (Judy At Carnegie Hall)
1961年のアルバム。この年のグラミー賞「アルバム・オブ・ザ・イヤー」を受賞した名盤。全編名唱の2枚組です。ジュディは精神的に不安定な人だったようで、このライヴも長い休養明けの久々の登場。それでも「時代に愛されたスター」を迎えるカーネギーホールは熱狂に包まれます。一曲目の「WHEN YOU ARE SMILING」から最後まで全く飽きさせない歌唱力とサービス精神は流石です。「CHICAGO」はアンコール曲で、このYOUTUBEでは削られていますが、歌う前に「私、ちょっと疲れました。まだ聴きたい?」と観客に尋ねるジュディを万雷の拍手と歓声が包みところは感動的。歌が終わってもジュディが舞台を去るまで聞いてみてください。ライヴ録音の醍醐味ここにあり!

Symphony No. 4 "ITALIAN"

2016年02月21日 20時55分15秒 | ブログ
メンデルスゾーンはスコットランドを旅行した時の印象を「スコットランド」という交響曲で描きましたが、この「イタリア」という交響曲もイタリア旅行の印象に基づいて作曲されたものです。私はこの曲が大好き。このミュンシュ~ボストンの演奏は名演として知られているものですが、聴いたことがありませんでした。今回たまたま中古のアナログ盤を入手。明るくスピード感のある演奏を堪能しました。録音は1958年。

HIDEO SAITOH

2016年02月21日 09時11分35秒 | ブログ
随分前に出た本ですが、知りませんでした。古本屋で最近見つけて読んだのですが、滅法面白かったです。「子どものための音楽教室」設立以前のエピソードがとりわけ興味深かったな。鈴木メソッドとの関係や江戸英雄、吉田秀和の話など、もの凄く綿密なインタビューや調査、取材で構成されています。音楽教育だけでなく、日本のクラシック音楽の歴史の一端を伺うことができる一冊。

POCKET MUSIC

2016年02月20日 18時00分54秒 | ブログ
もう一枚ヤマタツ。80年代中頃ですね。ドラムスは青山君。キーボードに難波君‥。サンソンで良く聞く名前です。サックスに土岐英史、J・ファディスとかの名前も見えてビックリ。コーラスにまりやさんも参加。このころのアルバムは、どれも素晴らしい出来です。

FOR YOU

2016年02月20日 17時38分11秒 | ブログ
先週、次男は有給を取ってヤマタツの名古屋公演に行ったそうです。「えぇ~っ!早く言ってよ」。そんなわけでヤマタツの「FOR YOU」。この頃の彼のアルバムでは屈指の作品じゃないかしら。久しぶりに両面みっちり聴きました。ヒット曲満載のアルバムですが、「LOVE TALKIN'」のサウンド、キレキレですね。やはりヤマタツサウンドのキモ、青山君のドラムスが素晴らしいです。

【BEST TRACK】KOKO

2016年02月13日 18時35分33秒 | ブログ
Duke Ellington - Koko
エリントンの黄金時代と言われる1940年代。J・ブラントンが加入した直後でC・ウィリアムスやB・ウェブスター、B・ビガードといった連中が在籍し、数多くの代表作を生み出した時代。この「KOKO」は1940年の録音。素晴らしい推進力。
ちなみに聴いているレコードはこの4枚組。

Symphony No. 2 "Resurrection"

2016年02月13日 17時17分01秒 | ブログ
2003年、ルツェルン音楽祭のマーラーの「復活」。録画しておいたので、今日見ました。演奏が終わって、しばらく立ち上がれなかったですね。私史上、最高の「復活」と言っても良いくらい。アバドの「復活」は定評がありますが、このライヴ、オケが凄い。ザビーネ・マイヤーがクラリネットを吹いています。オーボエはアルブレヒト・マイヤー、その隣には吉井瑞穂もいますよ。そのほかにもベルリン・フィルの首席クラスがゾロゾロ。第一楽章から圧倒されっぱなし。アバドもこの頃は全盛期ですね。これもちゃんとアップされているのでリンクしておきます(最近はなんでもあるな)。1時間半、時間のあるときにお楽しみください。はぁ、疲れた。
演奏の後は「ブラヴォ」の嵐。観客総立ちでした。

【BEST TRACK】 YOU'RE SWEETHEART

2016年02月13日 15時11分33秒 | ブログ
lee wiley/you're a sweetheart
このアルバムはL・ワイリーの比較的後期のもので、彼女のストレートな歌とバックのR・バーンズ・オーケストラがとても魅力的。独特の声と不思議なヴィブラートは健在で、女性ヴォーカルファンは見逃せないでしょうね。昼間っからワインなんか飲みたくなってしまいます。このトラックは途中で聴かれるP・ハッコーのクラリネットも素晴らしいです。