NATURAL SOUND

音楽の話を中心に、日々のできごと‥

MILES DAVIS AT NEWPORT 1958

2009年07月30日 15時29分09秒 | ブログ
Milesatnewportマイルスのグループは1958年のニューポートでは初日に登場。メンバーはマイルス、キャノンボール、コルトレーン、エヴァンス、チェンバース、コブ。演奏はもちろん素晴らしく、この前が「1958MILES」後が「PLAZA」「KIND OF~」と続くわけでファンには興味が尽きない演奏です。前にも書いたとおり、映画には全然出ていないのですが、権利関係の問題なのでしょうか。

Milesmonkこの演奏が以前にモンクの演奏とカップリングされてレコード化されていたときのジャケットはこれ。この年モンクはニューポートに出ていて、映画にも出ていますが、カップリングされていたのはその5年後のニューポートの演奏という不思議なレコードでした。




NEWPORT 1958

2009年07月29日 23時15分33秒 | ブログ
Photo58年のニューポートでは何枚かの録音がありますが、良く知られているレコードの一つがM・ジャクソン。71年に彼女が来日した時テレビで見たのが初めてで、「へぇこういう歌があるんだ」と思ったのですが、映画で全盛期(当時まだ40代)のマヘリアを見たときはびっくりしましたね。4日間の開催中に彼女は初日と3日目に出演していますが、映画では三曲をトリで歌っているように編集されています(レコードは12曲収録)。素晴らしく感動的なステージは、映画の最後にもってきた理由が良くわかりますね。(さらに続く)




JAZZ ON A SUMMER'S DAY

2009年07月28日 23時02分34秒 | ブログ
Photo夏になるとこの映画を思い出します。これは74年に読売ホールで見たときのパンフレット。YouTubeのなかった時代には、ジャズ・ミュージシャンの演奏する姿に接する機会は少なく、1958年のニューポートを記録した映画に心躍らせたものでした。この時は7月3日から6日までの4日間。記録によればマイルスやロリンズ、D・ブルーベック、L・コニッツ、S・ゲッツといった大物も出ていたのに、映画には出ていません。どうして?それはともかく、アニタやモンク、ドルフィーの動く姿も、この映画ではじめて見ました。(続く)




横須賀線

2009年07月27日 21時51分53秒 | ブログ
Photo子どもの頃から横須賀線のブルーの車体にはとても馴染みがあって、JRの車両が新しくなってもラインの色はこの何十年と変わりませんでした。でも最近ちょっと異変が‥。妙にブルーの色が明るくなっています。このまま横須賀線の色は変わってしまうのでしょうか。まぁ、新しい色のほうが海の色に近いかもしれませんが、ちょっとオジサンには違和感があるなぁ。




JO+JAZZ

2009年07月26日 21時11分10秒 | ブログ
Jo暑いので終日音楽を聴いて過ごしましたが、午後2時は例によって「サンソン」の時間。P・リーの「THE FOLKS WHO LIVE ON THE HILL」がかかったのでビックリ!P・リーのバージョンは知りませんでしたが、番組で話題となったJ・スタッフォードの歌はこのアルバムに収められています。傑作ですよ。それにしても、こんな曲がサンソンでかかるとは思いませんでした。




BACK IN BEAN'S BAG

2009年07月25日 22時13分59秒 | ブログ
Hawkins有名な「ジェリコの戦い」と同じ年に録音された、もう60歳を迎えようという時期のC・ホーキンスのアルバム。C・テリーとホーキンスというベテラン二人のフロントライン、リズムセクションはT・フラナガン、M・ホリー、D・ベイリーというメンバーで、リラックスしたスインギーな演奏が楽しめます。「FEEDIN’ THE BEAN」が良いですね。




EROICA

2009年07月24日 13時41分17秒 | ブログ
Eroicaフルトヴェングラーとかトスカニーニといった歴史的な録音以外では随分前に出たバーンスタイン~ウィーン・フィル盤が素晴らしく、良く聴きます。それ以前はこのレコードを聴いていました。全盛期のカラヤン~ベルリン・フィルの響きはわれわれ世代には懐かしく、そのスピード感もカラヤンならではでした。その後の新録音はあまり聴いていませんが、何か良いのがあったら教えてください。




CHET BAKER IN EUROPE

2009年07月23日 19時33分23秒 | ブログ
Photoこの人のアルバムには「IN ~」というのが多いですね。これは1955年の秋から56年にかけてヨーロッパに滞在していたときにパリで録音されたワンホーンもの。副題に「A JAZZ TOUR OF THE NATO COUNTRIES」というのが時代を感じさせますね。しかもジャケット後方の飛行機はパンナムです。トランペット一本勝負で、なかなかの快演ですよ。




FULL HOUSE

2009年07月22日 22時26分22秒 | ブログ
Wesウエスのライヴ・レコーディングの中では極めて完成度の高い作品ですね。J・グリフィンとマイルス・グループのリズムセクションによるクインテットですが、グリフィンが絶好調です。テーマ曲も良いですが、私は「Blue’n Boogie」が好きですね。ジャケット裏の写真は、このバークレイにあった「TSUBO」での風景なのでしょうか?ウエスは立って演奏しているように見えます。




TEDDY WILSON

2009年07月19日 19時18分26秒 | ブログ
BrunswickT・ウィルソンのブランズウィック・セッションの話がでたので、このレコード。アルバム冒頭の「Blues In C Sharp Minor」一曲とっても、本当にスイング・ジャズを代表する名演ですね。この一曲だけで、この二枚組の価値があります。ビリーの歌も素晴らしく、シモキタ氏の言う通り、メンバーもこれこそキラ星のようです。