NATURAL SOUND

音楽の話を中心に、日々のできごと‥

BASIE IN LONDON

2009年04月30日 13時26分08秒 | ブログ
Basie昨日は休日だったので、知人の家にレコードを持ってお邪魔しました。ご主人は大変なオーディオマニアで、いろいろと聴かせていただきました。いやいや凄い!というか最近の若者の言葉でいえば「スッゲーッ!」。このアルバムのB面一曲目。J・ウィリアムスが、目の前で歌ってくれました。1956年のスウェーデンのライヴ会場にいる感じ。
Photoスピーカーはこれ!ハーツフィールドのゴールドウィング。音を聴いたのは初めてですし、たぶん今後どこかでお会いすることもないと思われるスピーカーです。得がたい体験でしたよ。ホント!






THE KICKER

2009年04月28日 19時59分36秒 | ブログ
The_kicker二週間前にG・グリーンの「IDLE MOMENTS」について書きましたが、そのまったく同じメンバーで、録音もほぼ同時期、リーダーがB・ハッチャーソンというアルバムがあります。これは長い間お蔵入りしていた録音。私もつい最近知ったのですが、どうして未発表だったのかわからないくらいイイですよ。「IDLE~」よりイイかも。ジャズ喫茶で聴いて久しぶりに「買おう!」と思ったCD(LPはない、たぶん)です。




REMEMBERING BUD POWELL

2009年04月27日 22時12分20秒 | ブログ
Chickcorea会社の近くのたまたま入ったコンビニでB・パウエルの「Yesterdays」がかかっていました。「おっ!ジャズコンビニか?」と、びっくりしましたね。たまたまでしょうけど。このアルバムはパウエルへのトリビュートアルバムでチックの「BUD POWELL」という曲を除いてすべてパウエルの曲ばかりを演奏しています。チックはさすがに上手いし、トランペットのW・ルーニーの攻撃的なプレイも気に入りましたが、聴き終わってからパウエルのレコードに手が出てしまうのは仕方ないか‥。




HEAVY WEATHER

2009年04月26日 23時30分36秒 | ブログ
HeavyweatherBlu-Specced CDと、我が家にあるCDとアナログ・レコードで共通する録音を聴き比べてみました。ウェザー・リポートの「BIRDLAND」です。結論から言うとアナログ盤と普通のCDでは、やはり全然勝負にならない。アナログの勝ちですね。さて、問題のBlu-Specced CDはどうかというと、「これはちょっと比較できないなぁ」と思いました。別の録音のように聴こえるんですね。アナログでも聴こえない音が聴こえます。エンジニアがどこまでやるかという差のようですね。




THE CLOWN

2009年04月23日 23時56分49秒 | ブログ
Clownミンガスの数あるレコードの中で、私が最もよく聴くのは、このアルバムのA面一曲目「ハイチ人の戦闘の歌」です。ミンガスのベースから始まり、リズムが定まると入ってくるブラスのまさに「戦闘の歌」としか言いようのない響き。そしてハイチ人の叫び(たぶんJ・ネッパーのトロンボーン)。力強く、エキサイティング!ミンガスの最もミンガスらしい演奏ですね。ちなみにこの曲だけでなくタイトル・チューンも素晴らしいです。




BLU-SPEC CD

2009年04月22日 23時51分36秒 | ブログ
Bluたとえば銀座の山野とかに行くと、新しいフォーマットのCDが目につきますね。そんな中でこのBlu-spec CDが今のところベストだと思うのですがいかがでしょう?このコンピレーションは、全部で12曲入っていて1500円(ちなみにHQCDのサンプラーは980円なのですがサンプラーらしくフェードアウトしてしまいます)。もちろんS○NYさんですから音源は限られます。でもホント音良いですわ。新世代のCDはこれで決まりか?




STAN GETZ AT THE SHRINE

2009年04月21日 23時10分56秒 | ブログ
Getzゲッツのライヴでは最初に世に出たもので屈指の傑作。2枚組ですが、この日のコンサートは一枚半分しかないので、スタジオ録音を足して2枚にしたそうです。最初にゲッツを紹介している司会者はD・エリントンなのだそうですね。同じ日のシュライン・オーディトリアム(LA)のコンサートに出演していたらしい。それにしてもオペラハウスにしても、このシュラインにしても、ゲッツはトロンボーンが相性が良いのでしょうか?




JUDY AND MARY WARP TOUR FINAL

2009年04月20日 23時57分31秒 | ブログ
Jam先週末は、このDVDに釘付けになっていました。解散前は気に入ったバンドだったし、CDも買ったし、ライヴも一部テレビで放送されたものを見てはいました。でもDVDを通して見たのはこれが初めて。凄いね。個々のメンバーの実力の高さは周知の通りですが、完璧です。ライヴでわかったのは、YUKIのヴォーカルとTAKUのギターの抜群の相性。それはもう官能的と言っても良いくらいです。2時間超まったく飽きないDVD。お買い得です。




SINGS LULLABYS OF BIRDLAND

2009年04月19日 23時58分41秒 | ブログ
Photo50年代の白人女性ヴォーカリスト全盛時代というのがありました。A・オディ、J・クリスティ、P・リーそしてC・コナー‥。このアルバムは、クリスのベストですが、50年代という時代の雰囲気を最も感じさせてくれる傑作だと思います。中でもA面に収められたE・ラーキンスのピアノ・トリオ伴奏のものは特にマイ・フェバリットです。




LIVE EVIL

2009年04月18日 23時34分03秒 | ブログ
Liveevil連日のエレクトリック・マイルス。73年のテレビで打ちのめされた私は、75年に厚生年金で生マイルスを聴きます。豆粒のようなマイルスは赤いジャケットでカッコ良かった!この時の大阪公演が「アガパン」ですね。81年には新宿西口で全然吹かなかった生マイルス(この時はシモキタ氏と一緒でした)。このアルバムは新宿西口の10年前、「あぁ!マイルスはまだこんなにバリバリ吹いていたのです。」それにしてもK・ジャレットの凄いこと!「WHAT I SAY」は必聴。