NATURAL SOUND

音楽の話を中心に、日々のできごと‥

BUNK JOHNSON 1944

2008年10月31日 00時38分53秒 | ブログ

Bunkjohnson1972年頃「OHIO UNION」というG・ルイスのアルバムを聴いて、そこからここにたどりつきました。G・ルイスが良いですね。L・マレロやB・ドッズなど、今は聴けません。録音されたのが1944年ですから、彼らはみな全盛期を過ぎていた(B・ジョンソンは65歳)わけですが、それでも素朴なアメリカン・ミュージックの香りが漂います。こういうレコードは昔も今もジャズ喫茶ではまずかからないので、買っておいて良かったと思います。


BIRD AND DIZ

2008年10月30日 15時36分12秒 | ブログ

Bird_diz「息がピッタリ」というのはこういうことでしょうね。テーマのユニゾンの合い方なんか見事。双生児でもこうはいかないと思いますよ。ビバップの立役者の割には、二人の共演はそれほど多くはありません。1950年、パーカーにしてみれば晩年なのでしょうがまだ30歳。ガレスピーも素晴らしい。ピアノがモンクというのも良いですね。ヴァーヴに残された傑作。


AU CLUB ST. GERMAIN

2008年10月29日 14時44分10秒 | ブログ

Artblakeyその場にいたH・スコットが悶絶したと伝えられる「MOANIN’」のせいで、この第二集をかけることがどうしても多いのですが、今回三枚を通して聴いてみて思ったのは、この時メンバー全員が絶好調ということですね。とくにB・ティモンズの出来は抜群で、そのアーシーなシングルトーンとブロックコードを積み重ねていく独特のタッチにしびれました。まさにFUNKY!


HELLO HERBIE

2008年10月28日 11時47分01秒 | ブログ

Oscarpeterson初期のピーターソンはドラムスではなくギターを加えたトリオでした。その時のギターがH・エリスで、これは再会セッションですね。で、このタイトルなわけです。MPSのピーターソンの作品群の中ではベスト(断言!)。二曲目ではドラムレスの懐かしい響き、ラストの「Seven Come Eleven」ではクリスチャン直系のエリスをフューチャー、素晴らしいプレイが抜群の録音で楽しめます。


DAVIS CUP

2008年10月27日 12時35分32秒 | ブログ

Daviscupこの人のリーダー作は極めて少なくて、私が初めてこのアルバムを知った頃はこれしかありませんでした。全編彼のオリジナル曲というあたりが売り物で全体的には快調なハードバップ。改めて聴いてみると彼のプレイは誰かに似ている、というかいろいろなところがそれぞれ違う人に似ているような‥。D・バードとJ・マクリーンのソロの後に出てくるとやや物足りなさは感じてしまいますね。


20TH CENTURY BOYS

2008年10月26日 18時27分22秒 | ブログ

20centuryboy最初から10巻あたりまでは、すごい勢いで読まされました。週刊誌に連載されていた当時は、きっと毎週買わないといられなかったでしょうね。そういう上手さがあります。いろいろなところで「さすがにそれはないだろう」とか突っ込みを入れたくなるところはありますが、話の展開が予測不可能。面白かったですよ。音楽入りで読みたくなりました。


PORTRAIT OF THELONIOUS

2008年10月25日 23時17分56秒 | ブログ

Budpowell晩年のパウエルのアルバムでは「イン・パリ」とこれが好きですね。ライヴ録音なので、パウエルのとてもリラックスした様子やクラブの好意的な雰囲気などがとても良く伝わってきます。バックもP・ミシュロとK・クラークという二人の実力派。パウエルの力は全盛期にはとても及びませんが、それでいてとても楽しめる演奏です。


WARM WOODS

2008年10月24日 12時57分43秒 | ブログ

WarmwoodsP・ウッズのワンホーンです。暖炉の前で犬とくつろぐジャケットとアルバムタイトルは、そのままアルバムの内容を伝えていますね。全体を通じてとてもリラックスしたプレイは、秋の夜長にグラスを傾けながら聴くにはピッタリ。「WOODLORE」とか「E・R・M」にはないウッズのもう一つの側面が楽しめます。


BLP1559

2008年10月23日 19時48分31秒 | ブログ

Johnnygriffinこのアルバムはブラインドに最適。リーダーのグリフィンの他にメンバーは6人、セプテットです。しかもテナーが三人。どの人もバッチリわかる人ばかり。ピアノもベースもドラムスもみな大スターで、とても安心して聴けるリズムセクションです。このメンバーでハードバップ全盛期の1500番台とくれば、悪いはずないですよね。


DUETS

2008年10月22日 16時56分07秒 | ブログ

Leekonitzコニッツと何人かのミュージシャンとのデュオを収めていますが、すべてデュオではありません。愛聴盤というよりそういう言葉になじまないアルバムで、私もそう何回も聴いていません。デュオよりも数人、あるいは全員でのプレイのほうが聴きやすいですね。演奏はどれもレヴェルが高く、D・カッツやE・ジョーンズなどの参加も魅力です。録音も良いです。