NATURAL SOUND

音楽の話を中心に、日々のできごと‥

JAZZ GOES TO COLLEGE

2008年07月31日 15時09分32秒 | ブログ

Davebrubeck変拍子が爆発的にヒットする前の初期のD・ブルーベックQは、大学キャンパスでのコンサート録音を数多く出しています。このアルバムはオバーリン大学など数か所の録音をひとまとめにしたもので、後年のやや受け狙いのライヴより私は好感を持っています。地味ですがしっとりとしたデズモンドです。


DAYDREAM NATION

2008年07月30日 13時30分56秒 | ブログ

Sonicyouth「ギター大好き」という人にはおススメ。いろいろな音が聴こえます。声もいろいろ聴こえます。ギター・オーケストレーションと言うのだそうです。このアルバムは88年の録音。ロックの歴史については断片的にしか知識がないのですが、このあたりはまだドスドスとしたエレクトリックっぽい感じがあまりないので良いですね。


MAYUKO KAMIO

2008年07月29日 12時45分14秒 | ブログ

Mayuko昨年のチャイコフスキー・コンクールの凱旋コンサート(サントリーH)。昨夜のNHK-Eで聴きました。シベリウスとチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲の二曲。夜だったので残念ながら大音量では聴けませんでしたが、音への集中力が凄いですね。ヌヴーを思い浮かべました。シベリウスは特に素晴しかったです。楽しみな人が出てきましたね。


MILT JACKSON QUARTET

2008年07月28日 19時19分38秒 | ブログ

MjqK・クラークがドラムスにいた頃のMJQ。のちにアタマの部分でバロックっぽいアレンジを施したり、燕尾服を着て室内楽のような演出で演奏する印象が強いのですが、このアルバムはとてもワイルド(MJQにしては‥)な演奏に終始しています。ざっくり言ってしまうと「ジャズっぽい」感じ。ブルース・フィーリングあふれる、とてもM・ジャクソンらしいプレイが聴けます。


OMEGA SESSION

2008年07月27日 18時14分17秒 | ブログ

Pepper二枚組を同時に写真にしてみました。オメガセッションはペッパー最初の復活後の傑作群で最後を飾る名作。私がこれを特に気に入っているのは、ワンホーンであることと、ピアノのC・パーキンスの参加です。アルバムが出たときは、第二集が世界初の発売ということで話題を呼びましたね。私のペッパーの愛聴盤の中ではベストスリーに入ります。


COME FLY WITH ME

2008年07月26日 22時32分00秒 | ブログ

Sinatra_3シナトラのキャピトル時代は、彼自身の声もピークでどのアルバムもなかなかの出来栄えです。「SWING EASY」がベストというのは衆目の一致するところですが、本アルバムは、B・メイのオーケストラがとてもJAZZっぽいので気に入っています。B・メイはA・オディとの録音も良かったですね。ジャケットに描かれた飛行機も時代を感じさせます。


BOOKER LITTLE 4

2008年07月25日 12時56分32秒 | ブログ

Booker_littleB・リトルの最初のリーダーアルバムですが、輝かしい音色はとてもフレッシュ。フレーズの完成度も高い。LP時代には彼のリーダーアルバムは他にタイム、ベツレヘム、キャンディドの三枚(?自信ありません)ですが、このプレイが個人的にはベストではないかと思っています。M・ローチはさすが。他の共演者は可もなく不可もなくといったところ。


BASIE AT BIRDLAND

2008年07月24日 11時55分51秒 | ブログ

Basie最後にピー・ウィーの声もあり、バードランドの雰囲気たっぷり(といっても行ったことはありませんが‥)。楽譜が一枚もなかったといわれるレスターの居た頃の40年代と違い、60年代のベイシーはアレンジされたモダンなサウンドです。メンバーも錚々たるもので、J・ヘンドリックスの超人的なヴォーカルも楽しめるゴキゲンなアルバム。


STEAMIN'

2008年07月23日 12時44分52秒 | ブログ

Steaminプレスティッジのクインテット4枚の中で、最もよく聴くのが「STEAMIN’」です。私の持っているLPの中で、これだけが輸入盤。特に音が良いような気がします。1曲目と最後のトラックが特に好きで、最後の「When I Fall In Love」は絶品。それにしても同じヴァン・ゲルダーなのに、BNとどうしてこんなに音色が違うんでしょう。


STAN KENTON

2008年07月22日 13時05分05秒 | ブログ

Stankentonケントンの傑作といえばだいたい50年代の後半といわれていますね。これは60年代モノで、J・ターナーのヴォーカルがメインのアルバム。50年代のキャピトル盤ほど斬新というわけにはいきませんが、L・二ーハウスやB・ホルマンなどのアレンジで、なかなかのサウンドを聴くことができます。新宿のあるジャズ・バーで安く入手したもの。