NATURAL SOUND

音楽の話を中心に、日々のできごと‥

AT SHELLY'S MANNE-HOLE

2010年04月08日 23時06分15秒 | ブログ
Michel作曲家としてアレンジャーとして名声の高いM・ルグランが1968年にシェリーズ・マン・ホールでピアノ・トリオで演奏した記録。ベースがR・ブラウン、ドラムスはもちろんS・マン。ルグランがピアニストとして十分個性的なスタイルを持っていることにびっくりします。スタンダードの「MY FUNNY VALENTINE」や「WILLOW WEEP FOR ME」、そして自作の「WATCH WHAT HAPPENS」が良いですね。バックの二人も素晴らしいサポート。特にR・ブラウン。




MEETS THE RHYTHM SECTION

2010年04月07日 21時42分00秒 | ブログ
Pepper超名盤の登場です。西海岸に来たマイルス・クインテットのリズム・セクションとペッパーを組み合わせるというアイデアが生んだ傑作。ロリンズの「WAY OUT WEST」とあわせてコンテンポラリーの双璧をなす作品です。ペッパーはもちろんですがさすがにリズムセクションが素晴らしい。どのトラックも無駄がなく見事です。A面一曲目の「You’d Be~」が有名ですが、個人的にはB面一曲目の「JAZZ ME BLUES」が良いですね。




IN GREENWICH VILLAGE

2010年04月06日 23時24分28秒 | ブログ
Ayler66年から67年、グリニッジ・ヴィレッジの「ヴィレッジ・シアター」と「ヴィレッジ・ヴァンガード」で録音されたアイラーの傑作。この頃はちょうどコルトレーンの「エクスプレッション」直前で、彼もよくアイラーを聴きに来ていたそうです。「アイラーのように演奏したいんだ」と言ったとか‥。最晩年のトレーンは明らかにアイラーに近いですよね。ラスト・レコーディングでも演奏されているB面一曲目の「TRUTH IS MARCHING IN」がとくに印象に残ります。




KOMACHI SANPO

2010年04月05日 21時53分55秒 | ブログ
Photo4月とはいえまだ肌寒い日があるので油断はなりませんがこの夏この街でヒットしそうなアイスクリームを見つけました。「ジェラテリア イル・ブリガンテ」というお店。この名前を検索エンジンに打ち込むと結構評判になっています。イタリア人のマスターによる手づくりアイス。これは美味しい !写真は「ジャンドゥーヤ」というヘーゼルナッツのペーストを加えたチョコレートアイスにくるみのアイスを載せたもの。メニューはとても豊富でちょっとこの夏通ってしまいそうです。




THE INFLATED TEAR

2010年04月04日 19時42分52秒 | ブログ
Rolandkirkいっぺんに三本くらいの楽器を鳴らすことで知られているR・カークの傑作です。このジャケットを見るとちょっと退きますが、音楽だけ聴いているとその重厚な響きはとても魅力的。エリントンの「THE CREOLE LOVE CALL」は彼のこのテクニックがいきたサウンドです。この曲以外はすべて彼自身のオリジナル曲ですが、全部で8つの楽器を駆使して思う存分に吹きまくるカークのプレイが満喫できます。




SHEARING ON STAGE!

2010年04月03日 21時20分44秒 | ブログ
GeorgeG・シアリングは独特のサウンドで知られるイギリス出身の盲目のピアニストです。そのステージの様子はこのアルバムで初めて知りました。とてもお洒落で楽しいコンサート。メンバー紹介では自分をE・ガーナーと自己紹介し笑いを取ったあとのピアノのプレイはガーナーそっくり!驚かされます。若き日のT・シールマンのハーモニカも聴くことができます。1958年、南カリフォルニアのクレアモント・カレッジでのライヴ。




BACK IN TOWN

2010年04月02日 22時07分53秒 | ブログ
BackintownM・トーメはもともとメル・トーンズというコーラスグループのリーダーで独立してソロ・シンガーになったわけですが、そのメル・トーンズを再編成して録音したアルバムがこれです。伴奏はおなじみM・ペイチのオーケストラでゲストになんとA・ペッパーが参加しています。ペッパーに魅かれて買ったのですが、このメル・トーンズの素晴らしいこと ! 完全にオケと一体化した互角のコーラス勝負です。センスの良いトーメのヴォーカル・アレンジ、良き時代でしたね。




TAL FARLOW QUARTET

2010年04月01日 22時01分24秒 | ブログ
Talこれ結局12インチLPにならなかったのではないかな?記憶にないです。一曲目の「LOVER」から見事なテクニックに圧倒されます。テクニックだけでなくその歌心も素晴らしい。タルは本職がペインターさんでギターをきちんと習ったことがない。C・クリスチャンを聴いて「俺もやってみよう」と独学でプロになったというのですからアングリですね。ドラムスのJ・モレロが好サポート。もともと10インチなのでCD一枚で30分もないのがちょっとあっけないかな。