MAGNOLIA 2011年03月31日 22時12分43秒 | ブログ 家から駅までの道の途中に、モクレンのみごとな木のあるお宅があります。これが今、真っ盛り。やや遠回りなのですが、この季節はそちらのお宅経由で毎朝駅に向かいます。携帯のカメラですが、ちょっと大きめに掲載してみました。凄いでしょ?明日から4月ですね。
PIANO QUINTET SUITE 2011年03月30日 23時49分30秒 | ブログ このアルバムがSJ誌のジャズ・ディスク大賞(日本ジャズ賞)を受賞して、もう15年以上の時がたつんですね。日本の女性ジャズピアニストは、クラシックをやっていてジャズに来たという雰囲気の人が多いのですが、大西順子は「生まれたときからジャズしかやってません」という感じですよね。とてもブルージーだし、パーカッシヴです。曲もヴァラエティに富んでいて、かなりスタンダードな演奏もあれば、過激な演奏も楽しめます。サックスの林栄一がなかなか良いです。
COLTRANE PLAYS THE BLUES 2011年03月29日 22時20分38秒 | ブログ アトランティック時代の作品でなかなかの名演ですが意外に話題に上りません。メンバーは「My Favorite Things」と同じ。それもそのはずで、その三日後の録音なんですね。同時期にトレーンは「千の眼」も録音しています。マラソン・セッションみたいですが、好調だったのでしょう。全編ブルースのこの作品は、次から次へとフレーズが出てきます。この時35歳。「Mr.Day」が良いですね。まだまだこの頃はマッコイもエルヴィンも大人しい。
KIND OF BLUE 2011年03月28日 23時41分47秒 | ブログ 「SO WHAT」のイントロが不思議。ベースがボン、ボンと始まり、エヴァンスのコードがピャーンと入る。このムードが凄いですね。続いてベースの三連符からテーマへ。ホーンのテーマ演奏のバックにはエヴァンスなし。エヴァンスのコードの時はホーンなし、というのも凄い。「凄い、凄い」がこの一曲に満載です。今回久しぶりに通して聴いて「BLUE IN GREEN」のマイルスのソロに圧倒されました。これも「凄い!」
JAZZ AT THE PLAZA Vol.2 2011年03月27日 18時45分02秒 | ブログ J・ラッシングといえば、シモキタ氏から拝借しているこのアルバムにも参加していますね。このプラザでの録音の第一集はマイルスのバンドでしたが、演奏としての価値はこっちの第二集の方が高いと思います。A-1のエリントン楽団の演奏が素晴らしいですね。B・ホリディがM・ウォルドロンの伴奏で歌っているのも貴重で、意外とビリー~マルの録音はないですね。
THE SOUND OF JAZZ 2011年03月26日 23時46分33秒 | ブログ 57年、「ジャズの歴史を駆け足で見る」という趣旨の、CBSテレビの番組のために集まったミュージシャンがレコーディングしたアルバム。番組の内容はともかく、残されたレコードは素晴らしい!特にH・アレンのオールスターズはR・スチュアート、P・W・ラッセル、C・ホーキンス、N・ピアス、J・ジョーンズ、M・ヒントン、V・ディッケンソンという豪華メンバー。演奏も見事です。このほかL・ヤング、C・ベイシー、J・ラッシング、B・ホリディなども参加。ビリーがこの録音を機にコロンビアで「イン・サテン」を録音したというのは有名な話。
PONY 2011年03月25日 23時56分29秒 | ブログ 歌舞伎町の西武新宿の駅の近くにあったジャズ喫茶。サークルの集まりで良く行った「安直」という飲み屋の近くで、路地から地下へ降りていくとそこそこ広い空間に、ソファが所狭しと並べられてました。これと言った特徴もなく雑然としていましたが、妙に居心地は良かったですね。前にも書きましたが私のジャズ喫茶初体験、コルトレーン初体験の店でした。
PLAYS COLE PORTER 2011年03月24日 23時04分54秒 | ブログ 3月12日はパーカー忌でしたが、今年は大震災の翌日で帰宅難民の早朝帰りでした。パーカーは55年に亡くなりましたが、彼のラスト・レコーディングはこのアルバムのB面の二曲(54年12月録音)です。絶頂期の強烈なパッセージはありませんが、やはりパーカーの太い音は健在で、C・ポーターのお馴染みのテーマが聴けるだけでもう十分。ファンは彼のこの世に残した最後の音を聴かなければなりません。ギターのB・バウアーが目立っています。
HILARY HAHN 2011年03月23日 23時32分34秒 | ブログ 今週末に「みなとみらいホール」で予定されていたH・ハーンのリサイタルが中止になったという連絡が来ました。「もしかしたら‥」と不安には思っていましたが、現実となってしまいました。残念だなぁ。バッハの無伴奏ソナタ、ベートーヴェンのソナタ5番などプログラムも良かったので、とても楽しみにしていました。こういう状況では仕方ないか‥。あんまりがっかりしたので、今日は早く寝ます。
THE INCREDIBLE JAZZ GUITAR OF WES MONTGOMERY 2011年03月22日 23時39分12秒 | ブログ ユースホステルでヘルパーをやっていた時、消灯の館内放送のBGMにA-3の「水玉模様と月の光」を使っていました。ウエスはデビューしたのが25歳と遅く、レコーディングも当初はL・ハンプトン楽団のメンバーとしてのものがほとんど。リーダー作も三兄弟での録音やオルガンとのトリオものですが、35歳の時にジャズ・ギタリストとして最高のパフォーマンスを記録した一作がこれ。これまた遅咲きでした。A面の印象が強いですがB面最後の「風と共に~」が良いですよ。