はじめて聴いたときはもうびっくり！１９５５年のグールドのゴールドベルクをコンピュータで解析。そのままヤマハの自動ピアノで再演したもの。ＳＡＣＤでグールドが蘇えるとは‥。最新技術はこんなことも出来るんですね。決定的に違うのは楽器。グールドの音は出ません。もちろん歌声もありません。
今日は曇りでしたが、八幡宮まで桜を見に行きました。源氏池周辺は満開。段葛も満開で、桜のトンネルの様でした。休日が見ごろにピタリと一致したのは久しぶりのような気がします。午後は雨。
読ませます。面白いです。この書き手はライト・ノヴェルの世界では相当知られた人だったようですが、初めて読みました。相当な腕前です。前半三分の二はほぼ伏線と言っても過言ではないのですが、ここが相当面白い！謎は後半三分の一でようやく提示されます。時代のエピソードもふんだんにちりばめられていますが、そのあたりの配分もうまいです。直木賞を受賞したそうですが、受賞作は未読。
クリフォード・ブラウン目当てで購入したアルバムですが、改めて聴いてみてＪ・Ｊ・ジョンソンのプレイが素晴らしいので感心しました。もう３０年近く前に入手した時は、Ｊ・Ｊのプレイはちゃんと聴いてなかったんですね。第２集にはブラウンの演奏は一曲しか入っていないので、今から考えると多分全然聴いてないです。まったく赤面モノです。
黒門町が現役の頃を知っているので、ＣＤで聴いてもその高座が目に浮かびます。富久のお重を食うところや船徳でタバコに火をつけるところは、ライブなのでお客の笑う声で仕草が見えてきます。昭和４２年のＴＢＳの録音でした。
この時の来日公演は厚生年金で聴きました。当時の印象では「パンゲア」の方が評判が良かったので、ＬＰを買いました。両方買うお金はなかったのでしょう。今回「アガルタ」はＣＤ。思っていた以上に大人しい感じです。エレクトリック・マイルスはやはり７３年の来日の方が印象は強いですね。
面白かったです。リアリティの問題を考えだすときりがありませんが、最後のほうは二転三転するストーリーでぐいぐいひっぱり、胸が熱くなります。自転車レースについても多くの知識を得ることができました。そのあたりとタイトルの関連性もなかなか深い。この作家の次回作に期待します。
ピノ・ノワール１００％のワイン。これも近くのワインショップで薦められました。カリフォルニアの「ＣＹＣＬＥＳ」というワイナリーだそうです。香りが良いミディアムボディ。とても複雑な味わいがありました。飲みやすかったです。ラベルのデザインがユニーク。カベルネとシラーがあるようですが、また今度。
オランダ・バッハ協会によるヨハネ受難曲。楽器が少ない分、歌の比重が高く、かえって日本人にはわかりづらいのではないかと思いました。歌い手は皆上手く演奏家の力量も相当なものですが、音楽的な部分は弱いような気がします。宗教曲は難しいですね。
ブラウン～ローチの最高傑作ですが、このあたりのアルバムから聴き始めるとブラウンの魅力が意外とわかりにくい。「バードランド」やＧＮＰの「イン・コンサート」「Ｔｈｅ Ｅｎｄ」あたりから入ると理想的かも？ＬＰ時代は音が悪くて、そのあたりでも損していたアルバム。ＣＤ化で音質がグッと良くなりました。