CDを買いに行くと、ジャズの場合おおむねミュージシャン別に並べてあり、なかなかこういう音源は目に入らないです。このCDも、今回ベツレヘム・レーベルの復刻廉価盤で、初めてお目にかかりました。録音時期については諸説あるものの、まぁ1957年の前半あたりらしい。三曲収録されていてすべて違うセッションですが、聴きものは三曲目の「LADY BE GOOD」。メンバーを見れば十分その楽しさは伝わると思います。H・ゲラー、B・パーキンス、P・アダムス、C・ウィリアムソン、C・カウンス、M・ルイス‥。C・ウィリアムソンは出色です。
「未完成」はワルターの十八番として知られていますが、遂に1936年のウィーン・フィル盤を手に入れました。決定的な名盤として知られている1958年録音のニューヨーク・フィル盤は持っていますが、36年盤は、話に聴くだけで聴いたことがなく、私にとっては伝説的な存在でした。このレコードは東芝EMIが「GREAT RECORDINGS OF THE CENTURY」のシリーズで発売したもの。SPの復刻ですが音質は上々です。やはりウィーン・フィルは別格だな。