昨夜録画してあったブロムシュテット~ゲヴァントハウスの「ドイツ・レクイエム」を、今日はじっくりと聴きました。ちなみにゲヴァントハウスは、この曲の初演を行ったオケです。この曲は、実は人生で1~2回くらいしか聴いたことがありませんでしたが、今回は非常に深い感銘を受けました。合唱はウィーン学友協会の合唱団。こういう組み合わせを日本で聴けるという凄い時代になったものですね。ちょっといくつかレコードを探してみようかと思いました。
ブルックナーの7番。彼の作品の中ではおそらく最も知られているもので、演奏会でもよく取り上げられます。2003年にウィーンフィルがティーレマンと来日した時のサントリーホール。ビデオテープで録画してDVDに保存していたものです。この時ティーレマン45歳。若いのにテンションの高い素晴らしい演奏。
続いてさらに遡ること20年ほど。1986年のヨッフム~コンセルトヘボウの人見記念講堂での演奏。こちらはゆったりとしたテンポで風格のある悠揚たる演奏。どちらも素晴らしいのですが、この年になるとヨッフムに魅かれますね。7番を二回続けて聴いたのはたぶん初めてです。